そもそもオーガニック食品って?

 

オーガニック食品とは有機食品とも呼ばれ、化学肥料や化学合成農薬を使わず、限りなく自然のおいしさと栄養価を追求した野菜や肉、魚、加工食品のことを指します。

 

日本では、「オーガニック」と明記できる食品は、すべて農林水産省が定めたオーガニックの規格を通過した食品のみとされ、通過した食品に関しては「有機JASマーク」が交付されるしくみです。一方で、規格を満たさない食品は「オーガニック」「有機栽培」という表示をしてはいけないと法律で定められています。

 

 

基準に関しては、以下のような細かな審査項目があります。

 

・野菜は2年、それ以外の果物などは3年以上、化学肥料や農薬を使っていない

・畜産物は遺伝子組換えをしない

・抗生物質を使わない

 

しかし、ここで気をつけたいところが「オーガニック食品」=「無農薬」ではないということ。30種類ほどの農薬の使用は認められているのです。

 

これらの取り決めによって食の安全面や健康面だけではなく、自然を極力汚染せず生態系を守ることにも繋がっています。

 

オーガニック食品で健康被害のリスクを減らす

特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、スーパーで野菜や果物を購入する際は健康面を考え、「必ず国産を選んでいる」という人もいますよね。

 

しかし、日本の農薬使用量は世界3、実にアメリカの5倍だという事実があるのです。他国に比べ日本の農薬残留基準は甘く、厚生労働省では基準値を下回る農薬なら口に入れても健康に害はないとして、仮に農薬を大量に使っている食品だとしても簡単にクリアしてしまいます。

 

しかし、農薬や化学肥料を使用した食品をこの先数十年にも渡って食べ続けた結果、必ずしも健康に害は無いという根拠はなく、体のなかに摂りこんだ残留農薬の影響がどんな形でいつ起きるかはまったく分かりません。

 

そこで選択肢として入ってくるのが、一定の厳しい基準をクリアしたオーガニック食品です。

 

オーガニック食品は栄養価も高い?選ばれる本当の理由

 

実は、オーガニック食品の栄養価についてはまだ研究段階。オーガニックではない野菜に比べて「ビタミンや抗酸化物質が多く含まれている」という説はあります。

 

栄養価については疑問視されているものの、オーガニック食品が選ばれている本当の理由は、ほかにあるのです。

 

普段、野菜や果物の皮には農薬が付着していることもあり、当たり前のように剥いていますが、例えば、ジャガイモやサツマイモの皮には抗酸化作用のあるクロロゲン酸が含まれていて、血糖値の上昇を抑え糖質を分解する作用があるように、大切な栄養は皮の付近にこそたっぷりと含まれています

 

そんな皮に付着している農薬を気にすることなく栄養丸ごと食べられるという点で、オーガニック食品が選ばれる本当の理由なのです。

 

自分や家族の健康のためにもオーガニック食品を

人間の体は毎日の食事によってできるので、自分や家族の健康を守るためには食材の質にこだわることは何より大切です。

 

現在オーガニック食品は、インターネットでも手軽に購入することができます。まずは一品、オーガニック食品を取り入れるところから始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

参照元:農林水産省(2017年6月時点、著者調べ)

参照元:日本食品科学工学会誌(2017年6月時点、著者調べ)

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