伝統野菜ってどんなもの?

 

伝統野菜とは、昔から日本で育てられており、古い歴史を持つ野菜のこと。

 

生まれてから○年経過すると伝統野菜と呼ばれるようになるといった明確な定義はないものの、江戸時代などからずっと育てられてきたものなどが「伝統野菜」と呼ばれています。

 

同じ種類でもかたちも食べ方も異なるのが魅力

 

伝統野菜の種類は、実にさまざま。たとえば、同じ「大根」というくくりであっても、その姿はまったく異なります。

 

・ずんぐりむっくりとした、カブのようなかたちをしている「聖護院大根」。

1mにもおよぶ長さを誇ることもある「練馬大根」。

・加賀野菜の一つに数えられ、白い肌が有名な、愛知県の「源助大根」。

・紫色の糸を巻き付けたような、特徴的な姿の「糸巻き大根」。

 

これらはすべて味も異なり、もちろん食べ方も異なります。たとえば、源助大根は煮物に適していますが、糸巻き大根は切り干し大根にして食べると非常においしいと言われています。

 

京都生まれの聖護院大根は、煮崩れがしにくいので煮物に。希少価値の高い練馬大根は、たくあんにして食べるのがよいとされています。

 

伝統野菜を手に入れるには

農業技術が発達したことで、現在では一年を通してさまざまな野菜を買えるようになりました。しかし「伝統野菜」は、旬が短く、また生産量が少ないものも多いため、なかなか手に入らないこともあります。このため、入手するには、必要に応じて通信販売などを利用することになるでしょう。

 

言い換えれば、伝統野菜は、「旬の時期、それが生産される場所でしか食べられず、しかも希少価値の高い野菜」だということ。スーパーなどで通年販売されている野菜ももちろんおいしいですが、旬や手に入れられる地域が決まっている伝統野菜もまた大切にされるべきです。

 

個性にあふれたその味は、私たちの舌を楽しませ、オリジナリティあふれるその姿は私たちの目を楽しませてくれるに違いありません。

 

「いつもとは違う野菜が食べたい」「せっかく旅行に行ったのだから、目新しい野菜を食べたい」という人は、ぜひこれらの伝統野菜を手に取ってみてください。いつも食べている野菜と比べてみるのも良いでしょう。

 

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