スティックセニョールってどんな野菜?

「スティックセニョール」は、中国において高級野菜の代名詞といわれている「カイラン」とブロッコリーを、自然交配によって掛け合わせた品種です。元々「スティックセニョール」は10年以上前に「ブロッコリーニ」という名前で、日本の大手種苗メーカーの「(株)サカタのタネ」によって開発されました。

実は販売された当初は、日本であまり普及しませんでした。しかし、国外への輸出が始まり、海外で栄養価などが注目されるようになり、アメリカでブレイクしました。それをきっかけに「スティックセニョール」という名前で、逆輸入という形で日本でも再デビューを果たしました!

出典:http://www.hinshu2.maff.go.jp/vips/cmm/apCMM112.aspx?TOUROKU_NO=3871&LANGUAGE=Japanese

 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%C3%A5%B3%A5%EA%A1%BC%A5%C

 

 

「スティックセニョール」はキャベツやダイコン、小松菜などと一緒のアブラナ科の野菜です。このアブラナ科に属する野菜は「台所のドクター」と言われるほど栄養価が高いです。また、アブラナ科の野菜なので、ダイコンのように葉の部分もしっかりと栄養もあり食べることができます。旬は11月上旬から3月で、2~3月に出荷が盛んになります

 

別名「茎ブロッコリー」という通り、普通のブロッコリーと比べて茎が長い品種で、茎の部分だけで20cmほどあります。茎の部分はアスパラガスのような食感でほんのり甘みがあります。茎の先端には、ブロッコリーのように先に固まった小さな蕾があり、シャキシャキとしていて、ブロッコリーよりは少し柔らかい食感でした。

 

 

気になる栄養価は

アブラナ科の野菜なので栄養価は非常に高く、その中でも疲労回復や貧血予防になるビタミンCや血行促進によって美容効果が期待されるビタミンEが含まれています。他にも血圧の上昇を抑えてくれるカリウムやカロテンなど、ブロッコリーに含まれている栄養素はバッチリあります。

 

特に多く含まれるのはビタミンCです。ビタミンCを比較する際によく使われるレモンと比べてみると、レモン100gあたりのビタミンCは100㎎に対して、ブロッコリーには120㎎と豊富に含まれており、少ない量でしっかりとビタミンCを取ることができます。

 

また、胎児の成長には欠かせない葉酸も多く含まれているので、出産前の女性が摂取するといいと言われています。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3C
  http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics3_04.html
  https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06263_7 
  https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07155_7
  https://fooddb.mext.go.jp/ranking/ranking.html
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E9%85%B8

 

と、ここまでは他の野菜でも摂取できる栄養素を説明してきましたが、ここからはスティックセニョールならではの特徴的な栄養素を紹介したいと思います。それは「スルフォラファン」です!

 

 

ブロッコリーが持つ独自の栄養素「スルフォラファン」

「スルフォラファン」とは、主に植物に含まれている成分で、炭水化物やタンパク質などの6大栄養素に次ぐ、「第7の栄養素」と呼ばれるほど注目されている栄養素です。「スルフォラファン」はアブラナ科の野菜に多く含まれていますが、特にブロッコリーには非常に多く含まれています。その量はアブラナ科である芽キャベツの7倍近く含まれています!

 

なぜこの栄養素が注目されているのかというと、その効能が細胞の老化を防ぐことに期待されており、発がん性物質を抑える酵素の作用を強めると言われているからです。他にもぜんそくを抑えたり、様々な生活習慣病の予防、貧血にも効果があるそうです。

出典:http://sulforaphane-lab.jp/about/ 
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3

 

 

スティックセニョールの茹で方と保存方法、オススメの食べ方

-茹で方

まず、スティックセニョールはアスパラガスのような固い皮が茎にないため、さっと水洗いしてそのまま調理することができます!もし茹でる場合は、蕾の部分がブロッコリーよりも柔らかいため、通常のゆで時間より短くする必要があります。

 

また、蕾が柔らかいため、先に茎を茹で始めてから蕾の部分を茹でるようにしてください。もし茹ですぎてしまうと柔らかくなりすぎてしまい、形が崩れ、食感もなくなってしまいます。その点に気をつけながら、茹でるようにしましょう。

 

-保存方法

続いてはスティックセニョールの保存方法について。生のまま保存する場合、乾燥して水分が抜けろと食感が落ちるため、それを防ぐために野菜用のポリ袋などに入れて保存します。

 

茹でたスティックセニョールを保存する場合、水気を切り、しばらく冷やします。余熱が取れたら密封容器に入れて、凍ったら冷凍庫で保存します。冷蔵で保存する場合は2~3日、冷凍の場合は2~3週間を目安にしてください。もちろん、状態をみて、痛む前に食べるようにしましょう。

 

-オススメの食べ方

今回ご紹介してきた「スティックセニョール」の一番の魅力である「スルフォラファン」ですが、それを多く摂取できる食べ方は「生で食べる」ことです。しかし、収穫したてじゃない限り、生で食べることは抵抗があると思います。なので、生の状態に近い、塩茹でをしてそのまま食べることをおすすめします。

 

他にも、茎が長いという特徴があるのでアスパラガスのようにベーコン巻にして食べるのもオススメです。実際に僕自身も畑で採れたスティックセニョールはベーコン巻にして食べました!

出典:http://basic-abc.com/2016/12/05/sticksenhor-howtoboil/ 

  https://www.yasainavi.com/zukan/broccoli/kukibroccoli 

 

 

まとめ

味はブロッコリーに近く、茎の部分はアスパラガスのようなスティックセニョール。特に栄養素の点でいうと非常に優秀な野菜なので、ぜひ一度今日のご飯に使ってみてください!

 

 

ハマモン

福井県の大学生。2017年10月に三重県のきゅうり農家さんと出会ってから、物凄く感動し、農業に興味が湧きました。それから色々な農家の想いを知りたくて全国各地を飛び回るようになりました。農業・農家さんに対する想いだけはとにかく熱い大学生です。

関連する記事

食材の教科書の記事ランキング

人気の食材の教科書の記事

おすすめの記事

食べチョク&moreで注目の記事

新着の記事

最新のトレンドをチェック

こだわり農家の朝どり野菜をご自宅で

全国の厳選オーガニック農家から直接届く、素材本来の美味しさ。
その“楽しみ”をあなたも体験してみませんか?

食べチョクをチェックする