オレンジと一口にいっても本当にたくさんの種類があります。
不知火(しらぬい/しらぬひ)は頭の部分がぽこっと出ているかわいらしい特徴があり、濃厚な甘みとさわやかな酸味が楽しめます。
ポンカンは香りがよく甘味がぎゅっと詰まって、酸味は控えめ。種がありますが、皮がむきやすくなかの薄い皮ごと食べられます。みずみずしくこくのある味わいです。
そして、ネーブルはつややかなオレンジ色の皮と香りのよさがあり、ジューシーな甘味と酸味があります。毎年大人気の柑橘ですね。
果頂の部分がおへそのようにへこんでいることから、その名前がつけられたと言われています。
今回ご紹介するのはそんなネーブルオレンジです。
広島県 尾道市瀬戸田町 高根島から、収穫して1週間以内の樹なり完熟オレンジを取り寄せ、レシピをご紹介します。
瀬戸内は温暖少雨のため、美味しいミカンやレモンの産地でも知られています。
ネーブルオレンジのジャム
ジャムと言えばパンに塗るのはもちろんのこと、ドレッシングや料理の隠し味としても使えるたのしみがあります。今回はジャムのレシピと使い方をご紹介します。
材料(作りやすい分量)
・オレンジ 3-4個
・砂糖 オレンジの重量の70%
・ラム酒 20gほど(お好みの酒)
作り方
1.オレンジは果肉と皮に切り分けます。
2.切った皮を沸騰したお湯に入れ5分ほど茹でます。
3.ゆであがったら皮を細かく切り果肉、砂糖と一緒に鍋に入れます。
4.ブレンダーで細かくし、火を入れ煮詰めます。
5.アクをすくいとろみがついたら火からおろします。
出来上がったジャムは熱湯消毒したガラス瓶に入れ、粗熱がとれたら冷蔵庫に入れてください。冷蔵庫で約2週間保存可能です。
おすすめの食べ方
出来上がったジャムは水切りしたヨーグルトと合わせて、スコーンと一緒に食べることにしました。ほろ苦さがあり、くせになるおいしさ!
ジャムはドレッシングに加えたり、お肉料理にほんの少し加えてあげるとさらに旨味がましておいしいですよ!
暖かくなってくるとソーダで割ったり、お肉料理にほんの少し加えてあげるなど使い方も無限大!手作りジャムで美味しく爽やかな時間を過ごしてみてくださいね。
甘酸っぱいオレンジを食べながら、たくさんの実をつけた柑橘畑をいつか見に行きたいなと思ったのでした。
フードスタイリスト。旬の野菜で料理をするのが大好きで、季節を愛でる暮らしをしています。温泉ずき。