お弁当のおかずにも、ワンプレートランチにも
おかずをワンプレートに盛りつけたり、お弁当に入れたりするとき、気になるのはその色合い。
一般的には茶・白・緑・黄・赤の5色で構成するのが見栄えがよいと言われています。
茶色いおかずにはそうそう困らないし、白はごはん、緑のものは生野菜や青かいしきで済ませればよいですよね。黄色にはお弁当の最強の味方、たまごがあります。
そう、実はもっとも悩んでしまうのが“赤いおかず”なんです。
その隙間と色を埋めるために大活躍するのがミニトマト。お弁当というと、おいしさよりもつい買ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな方は大必見! このポテトサラダを知っておけば、赤いおかずも難なく解決できますよ。
「マゼンタポテサラ」の作り方
材料(作りやすい分量)
・じゃがいも(大)…1個
・ビーツ(小・茹でてあるもの)…2個分
・塩…適量
・マヨネーズ…大さじ1〜お好みで
作り方
1.じゃがいもの皮をむいて一口大に切る。
2.鍋に3%濃度の塩水を入れ、じゃがいもを入れて中火にかける。アクが出てきたら取る。
3.竹串がすっと入るほど柔らかく煮たら湯切りし、じゃがいもとビーツを粗く潰す。
4.マヨネーズを加えて木べらでよく混ぜる。
アイスクリームディッシャーでこんもり盛りつけて
潰し方やビーツの量は好みで構いませんが、わたしはちょっとじゃがいもやビーツの食感が残るように粗く潰すのが好き。
ただし冷凍したい場合は、形がなくなるまで潰しましょう。
また、味つけも3%濃度の塩水で茹でると、じゃがいもの内部にまで塩気が感じられるよう茹で上がるので、マヨネーズもごく控えめに入れています。
お好みで黒胡椒や砕いたナッツを入れるのもおすすめです。
切り込みを入れたロールパンに挟んでポテサラパンにしたり、コロコロ丸めてパン粉をつけてあげても美味しいですよ。
「マゼンタポテサラ」を使ったお弁当の詰め方のコツはこちら。
食のライター・料理家。
書籍や雑誌、webなどで執筆と料理の仕事をしている。アウトドア好きが高じて『メスティンBOOK』(山と渓谷社)、『キャンプでしたい100のこと』(西東社)でアウトドア料理のレシピ監修も行う。『こねこのコットン チアーカフェストーリー』(学研プラス・7/6発売)では、児童向け小説の執筆と、おはなしの中に登場するレシピの開発をしている。5歳と13歳の母。