お野菜レシピ考案家で1児の母のいまむらゆいです。私ごとですが、娘の離乳食が始まり、毎日試行錯誤の日々を過ごしています。
離乳食は人生で初めての食事。せっかくであればおいしいものを食べて、食を楽しんでもらいたい。そんな思いから、食べチョクで産地や生産者の方が分かる食材をなるべく取り入れるようにしています。
そんな中で食べチョクのサイトの中で見つけたのが「しらす」。今回は栄養豊富なしらすで初期の離乳食を作ってみました。気をつけたいポイントや作り方の手順をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.しらすは何歳から食べていい?注意点は?
しらすは、離乳食初期から食べられる貴重なタンパク質食材。小魚なので、骨も内臓も丸ごと食べることができるのも嬉しいポイントです。
カルシウム、ビタミンDといった不足しがちな栄養素も豊富!赤ちゃんのうちから進んで取り入れたい食材でもあります。
しらすを離乳食にするときのポイント
しらすを離乳食に取り入れる際に気をつけたいポイントがあります。1つ目は、きちんと「塩抜き」をすることです。そのままでは塩の摂りすぎになってしまうので、熱湯にさらすなどして塩を抜くことが大切です。
2つ目は、しらす以外の食材が入っていないか確認すること。しらすには、小エビやカニなどが紛れ込んでいる場合もあります。アレルギーの面を考え、しらす以外のものが入ってないことを確認してから離乳食に使いましょう。
2.食べチョクで購入してもっとおいしく!
今回使うのは食べチョクで購入した、飯岡ヤマイチ水産さんの天日干ししらす。漁獲から加工までのこだわりがすごい! 鮮度管理は船の上から始まり、手間のかかる天日製法での乾燥。しらすの旨みを閉じ込めるための工夫の数々に惹かれて購入しました。詳しくは飯岡ヤマイチ水産さんの紹介ページを覗いてみてくださいね。
離乳期は、味を覚える重要な時期。せっかくなら美味しい食材を選んで楽しませてあげたいですよね。今回わたしは飯岡ヤマイチ水産さんの看板商品で、うま味が強いという「天日干ししらす」をチョイスしました。
離乳食期は薄味を心がけることが大切ですが、母乳にも含まれる「うま味成分」は初期から大事な要素。釜揚げしらすのほうが水分量が多く、離乳食には使いやすいということもあるようですが、今回はうま味豊富な天日干ししらすで作ってみることに。
3.離乳食を作ってみよう!
さっそく、天日干ししらすを使って離乳食作りをしてみましょう。手順をまとめてみました。
①塩抜き
まずは、熱湯にさらして塩抜きをします。冷凍で届いた天日干ししらす10gを1カップの熱湯に10分さらしてみました。
ザルに通して水気を軽く切って少し食べてみると、塩気はほぼ感じない程度までになっていました。柔らかさも手で潰せる固さほど。問題なく離乳食が作れそうです!
しらすが硬いと舌触りが悪くなってしまい、食べない原因になるので、柔らかさの確認はしっかりとしてあげましょう。
②すりつぶす
次に、すり鉢などですりつぶします。しらすが柔らかくなっているので、簡単にすりつぶすことができました。
③水分を加えて調整する
水分を加えて、丁度いいなめらかさにします。我が家では、スプーンを持って食べたがるので、食べやすいように少し水気を少なめに。湯ざましを大さじ1杯加えました。
冷凍保存もOK
すぐに食べきれない分は製氷器に入れて冷凍保存しました。解凍後も品質は変わらずで、ストックしておくのにも良さそうです。
食べさせてみた
早速、食べさせてみると……。スプーンを握って離しません。興味を示して、よい反応をしてくれました。どうやら、しらすの美味しさを楽しんでくれたようです!
4.大人も子どももおいしいしらすを
今回はしらすの離乳食をご紹介しましたが、天日干ししらすはもちろん大人が食べてもおいしいです。わたしは娘に離乳食をあげつつも、横でほかほかのご飯にしらすをたっぷりと乗せていただきました。
くさみが一切なく、パックいっぱいに届いたしらすも、あっという間に食べきってしまいそうです。天日干ししらすはうま味が強く、栄養も豊富。ごはんに乗せるだけでごちそうになります。
まとめ
今回ご紹介した天日干ししらすは、食べチョクからお買い求めいただけます。ぜひお子さまと一緒に食べて楽しんでみてくださいね。
管理栄養士、お野菜レシピ考案家。レシピ提供、フードスタイリング、コラム執筆、料理教室など野菜に関する分野を中心に活動。Instagram【 #ぽんレシピ 】で100レシピ以上公開中。