「ふきのとう」とは

 

「ふきのとう」とは、ふきの花のつぼみです。葉に先駆けて地上に出てくる「頭花」の花蕾部分がふきのとうと呼ばれます。

 

漢字で書くと「蕗の薹」。花の茎のことを「薹(とう)」というので、ふきのとうは蕗(ふき)の花茎という意味になります。

 

味わいは「野性味がある」と表現されることが多く、口に入れると広がるほろ苦さと独特の香りが特徴です。苞(ほう)と呼ばれる淡い緑色の薄い柔らかな葉に包まれている状態を食べると、ふきのとう特有のアク、苦味が少ないといわれています。

 

ふきのとうの種類

▲画像のふきのとうは自生種

 

ふきのとうには「自生種(野生フキ)」と「栽培品種」があります。自生種、すなわち野生に発生するふきのとうは212種類、栽培品種は「春いぶき」を始め3種類あり、市場に出回る自生種は東北・群馬産が多くを占めているのが特徴です。

 

ふきのとうの時期

▲画像のふきのとうは栽培品種

 

ふきのとうは早春野菜に分類されます。ハウス栽培のふきのとうは12月頃から出回りますが、自生種や通常の栽培のふきのとうの最盛期は2~3月です。

 

この時期にスーパーに並んでいるのを見かける機会が多いかもしれません。ハウス産のふきのとうは5月頃まで並ぶこともあります。

 

ふきのとうは家庭菜園で育てられる

キク科フキ属の多年草のふきのとうは、「地下茎」から栽培を始めます。地下茎が伸びて生長することで、地上に花茎と花蕾(頭花)が出てきます。

 

植え付け後、同年にすぐに収穫できるわけではなく、植え付けの翌年にふきの収穫ができるようになり、翌々年から、ようやくふきのとうの収穫を楽しむことができます。

 

また、ふきのとうは雌雄異株(しゆういしゅ)の野菜ということは意外と知られていない事実。雌花は黄白色雌花は白の花をつけます。花蕾部分をチェックしてみましょう。

 

花の後に出る楕円形の葉も食用にされます。フキと葉はえぐみが強いので、よくアク抜きをすることをおすすめします。

ふきのとうをおいしく食べるコツ

▲画像のふきのとうは花蕾が開いている状態です。

 

口に入れるとほんのり広がる苦味がふきのとうの特徴です。

 

苦味と独特の渋みが苦手な方は、花蕾が開ききる前の状態で食べるのがおすすめ。ふきのとうの渋みに似た味はアクが要因なのですが、花蕾が閉じているときに食べるとアクと苦味が少ないといわれています。

 

鮮度がよいものを選ぶコツ

 

つぼみの状態の花蕾(苞の葉が開いていない

・外側の皮の状態(枯れていない、干からびていないハリやつやがある)

 

この2点に注意しながら、選んでみてください。

 

アク抜きの方法

 

ふきのとうのアク抜きには「重曹」が使われます。重曹には「食用(野菜のアク抜きに、などの表記がある)」か、食用以外のものがありますので、食用タイプを選びましょう。

 

重曹を入れた水にふきのとうを入れ、熱湯で茹でるだけ。てんぷらなど油で揚げる調理法の場合は、アク抜きの工程は必要ありません

レシピを紹介

ふきのとうを使った料理は、

・天ぷら

・味噌汁

・あえもの

・煮物

・ふきのとう味噌

などが有名です。

 

茹でてみじん切りにしたふきのとうと甘味噌と混ぜて練るだけでもごはんの友になります。

 

ふきのとうの味噌炒め

 

〈用意するもの〉

・ふきのとう(お好みで)

・重曹(アク抜き用)

・味噌(ふきのとうの量に合わせて。小さじ半分程度)

・だしの素(小さじ1/3程度)

・砂糖(お好みで。小さじ半分程度)

・味噌(ふきのとうの量に合わせて。小さじ半分程度)

・油(少々)

 

〈作り方〉

1.重曹で茹でたふきのとうを細かく刻みます。

2.油を引いたフライパンか鍋で、味噌だしの素砂糖とふきのとうを混ぜます。

 

油を入れなくても美味しく仕上がります。

 

出来上がったふきのとうの味噌炒めは、煮沸消毒済みの瓶に詰めて冷蔵庫で保存しましょう。水分がなくなるまでしっかりと炒めれば、1ヶ月は楽しむことができます。さらに長期保存した場合には、塩分を多くするなどの工夫が必要です。

 

まとめ

早春野菜として親しまれるふきのとう。美味しく食べられる期間は少ないふきのとうですが、ふきのとう味噌などにすると保存がききますので、ゆっくり楽しむことができるでしょう。

 

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