そもそも”秋鮭”とは

天然の鮭は川で生まれて海に移動したあと、産卵の時期にまた故郷の川へ戻ってくる習性を持ちます。そこで、戻ってくる9月から11月の秋ごろに収穫できる鮭のことを秋鮭と呼ぶようにりました。

 

産卵のために戻ってきた鮭を秋鮭と呼ぶのに対し、時期を間違えて日本沿岸に寄って来たという意味から5~8月に捕れる鮭のことを「時鮭(ときしらず)」と呼びます。

 

 

紅鮭は北太平洋に生息し、日本ではほとんど捕れないので、ロシアやアラスカなどから輸入されます。銀鮭やサーモンも同様に、輸入ものが出回ることがほとんどです。

 

今ではオールシーズン食べられる魚ですが、鮭には秋鮭、紅鮭、銀鮭、時鮭、サーモンなど、さまざまな種類があります。

 

昔から鮭は捨てるところがないと言われる食材なので、ぜひ 皮ごと食べていただきたいお魚です!

 

秋鮭を捌いてみた

まずは鮭を捌いてみよう!

 

今回、北海道からお取り寄せした鮭のメスを、丁寧に卵を取り出してイクラの醤油漬けにすることに。

 

 

鮭のぬめりを水で洗い流し、頭を落とします。卵が入っているので傷つけないようにゆっくりとお腹を切るのがポイントです。うつくしいツヤとハリのある卵がお腹の中からたっぷり出てきました。

 

 

こちらのいくらはお湯でやさしくきれいに洗い流して汚れを取り除き、醤油、酒、みりんで味をなじませたらできあがり!手早く作業するのがポイントです。

 

新鮮なイクラはおいしさが別格

 

一晩寝かせたイクラの醤油漬けは丼ぶりにしていただきました。プチプチ食感はこの時期ならではのおいしさです!産卵が近づくときの鮭とその前に収穫する鮭では異なる、卵の食感も楽しんでみてください。

 

鮭のおいしいレシピ

もちろんグリルで焼くだけでおいしい鮭なのですが、ちょっとした調味料や一緒に食べるお野菜との組み合わせでさらにおいしくなります。

 

秋鮭のソテーバルサミコソース

【材料】

・鮭切り身 2切れ

・塩、こしょう 適量

 

〇ソース

・バルサミコ 大さじ3

・醤油 大さじ2

・バター 大さじ1/2

 

【作り方】

1.鮭は塩、こしょうをして10分おきます。

 

 

2.鮭の水気を拭き、油をひいたフライパンで皮目から焼きふたをして火を通します。途中でひっくり返し両面に焼き目をつけましょう。

 

 

3.鮭を焼いている間にソースの材料を全て鍋に入れ煮詰めます

 

4.鮭が焼けたら盛り付けソースをかけて完成です。

 

 

秋鮭は脂身が少なくさっぱりしているので、ぽってりと生クリーム入りのマッシュポテトと合わせて食べると相性ばっちりです。

 

1匹を購入すると手間はかかりますが、切り身は冷凍しておくことができます。なんと言っても新鮮なイクラが食べられるので、ぜひ挑戦してみては?

 

まとめ

食卓にもよく出てくる身近な鮭。時期によってこんなにも味の変化が楽しめるのです。

 

地方によっては秋鮭の郷土料理もあって、北海道のちゃんちゃん焼き、石狩鍋や、宮城県のはらこ飯を食べる旅に出たいですね。

 

記事でも紹介したように、新鮮なイクラは美味しさが別格です。全国の生産者から直接お取り寄せしてみませんか?

 

 

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