ひとつひとつが大きい! 有機肥料で育ったりんご
今回注文したシナノスイートというりんごは、長野県を代表する品種のひとつ。甘みと酸味のバランスがちょうどよい「ふじ」と、酸味がなくジューシーで甘い「つがる」を掛け合わせたもの。酸味よりも甘みが強く、果汁いっぱいのりんごなのです。
「傷あり」と書かれていたけれど、つやつやのピカピカ! スーパーで買うものよりもずっと新鮮できれいなりんごでした。
届いたかな? 同じものをだれかに贈る楽しみ
我が家にりんごが届いた日、母にLINEすると「無事に届いたよ〜!」と写真が。
「ひとつ切って食べてみたけど、おいしいねえ」って、なんだか久しぶりにだれかとの同じものを食べる喜びが味わえました。
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砂糖とお酢で漬ける夏ドリンク、「りんご酢」をつくろう
「りんご酢」には2種類あります。ひとつはりんごと水だけを入れて発酵させる、調味料。
「りんご酢」という名前で売られているのは、主にこちらです。もうひとつは砂糖とお酢を入れて作り、ソーダや水で割ってドリンクにする「飲むお酢」と呼ばれるもの。今回は、後者のりんご酢を作っていきます。
さて、無事にりんごが届いたところで材料の確認です。
使うのは、お砂糖とお酢。どちらもいろいろ種類はありますが、どんなものでも大丈夫です。わたしは茶色いお砂糖が好きなので、素焚糖と、米酢を用意しました。
白いお砂糖を使うと、りんご酢の色がきれいに仕上がります。砂糖もお酢もわざわざ買いに行かなくてもあるものなので、母を買い物に行かせる心配がありません。
材料
りんご…1個(200g)
砂糖…りんごと同量(200g)
酢…250ml
作り方
1.りんごを洗ってよく水を切り、大きめのくし切りにカットする。りんごは皮つきのまま、芯だけを取って切っていきます。
2.消毒殺菌した瓶にりんごを入れる
瓶の中に雑菌が入らないよう、手指の消毒も忘れないようにしましょう。
母にはレシピを渡さず、オンラインで「こんなふうに切ってね〜」と伝えながら一緒にお料理していきます。
オンラインでつながっていると、料理の作り方がわからなくなったときもその場で聞けるのが嬉しいところ。今度この仕組みで、母の得意料理を習ってみようかな。
3.りんごの上から砂糖を入れる
砂糖を入れていくと、瓶底に溜まっていきますが、今はこれで大丈夫。お酢を入れたあとに瓶を揺すって砂糖を溶かしていきましょう。
母が使っていたのも同じ素焚糖。「溶けやすいしコクがあっておいしいよねえ」と、材料の話で盛り上がったり。一緒に手を動かしていると、「そうそう、そういえば」って言いたいことや思い出話もどんどん出てくるんですよね。
4.酢を瓶に入れる
お酢は、酢の中に甘味料や調味料が入っていない米酢や穀物酢、黒酢を選んでください。
母はりんご1個分で、わたしは倍量にして2個分で漬けてみました。これからどんなふうになっていくかが楽しみ。
5.1日に2〜3回は瓶をゆすって砂糖を溶かす
できあがりました! 瓶の底に溜まっている砂糖が溶けるまでは、瓶をゆすりましょう。このまま冷暗所で保管し、1ヶ月くらい経ったらりんごを取り出して、りんご酢だけを冷蔵庫で保存します。
上が母のもので、下がわたし。「ねえ、りんご酢どうなった?」って連絡する楽しみもできました。飲みごろになるのが待ち遠しい。
こちらができあがったりんご酢です。水で割ってミントを入れると、清涼感のある甘酸っぱい味になり、暑い夏も乗り切れそう。
取り出したりんごは、スライスしてヨーグルトに混ぜたり、細かく刻んでサラダに入れたり。母は、冷凍してアイスのようにおやつにしていると話していました。
離れている家族に会えるまでまだまだかかりそうですが、こんなふうに工夫して一緒に過ごせたらいいですよね。「残りのりんごで何を作ろうか?」って、我が家ではまたオンラインお料理が楽しめそうです。
今回使用したシナノスイートはこちらからご購入できます。
見栄え抜群です✨新鮮度維持革命❗鮮度抜群✨シナノスイート 贈答品3kg8ー9k個
スムージーやジュースとしても相性の良い品種です。
食のライター・料理家。
書籍や雑誌、webなどで執筆と料理の仕事をしている。アウトドア好きが高じて『メスティンBOOK』(山と渓谷社)、『キャンプでしたい100のこと』(西東社)でアウトドア料理のレシピ監修も行う。『こねこのコットン チアーカフェストーリー』(学研プラス・7/6発売)では、児童向け小説の執筆と、おはなしの中に登場するレシピの開発をしている。5歳と13歳の母。