使うのは、果実を低温乾燥させたドライフルーツ
今回お取り寄せしたものは、山形で80年以上も続くぶどう農家「漆山果樹園」のドライフルーツ。
一般的に売られているドライフルーツには、砂糖がたっぷりまぶしてあったり、オイルコーティングされたりしているものが多くあります。
それがダメということではありませんが、オイルが酸化してしまって油くささが気になったり、砂糖の甘みで果実本来の味が楽しめなかったりするんです。
漆山果樹園のドライフルーツは、低温の乾燥機でじっくり時間をかけて乾燥させています。
果実本来の香りをそのままに、甘みがぎゅっと濃縮したドライフルーツができあがるんですよ。
季節によって届くフルーツは違いますが、今回は「紅茶を楽しむドライ」と書かれたミックスフルーツが3種類、デラウェア、シャインマスカット入りのレーズン、いちごの計6種類が入っていました。
これがもう、袋を開けた瞬間に甘くていい香り!ドライフルーツでここまで香りが残っているものってめずらしい気がします。
白ワインに漬け込んで、果実の香りとうまみを引き出す
そのまま食べてもおいしい贅沢なドライフルーツですが、今回は白ワインに漬け込んでみましょう。
清潔な瓶やピッチャーにドライフルーツを一袋入れ、白ワインを200〜300ml注ぎます。
一般的なサングリアは、フレッシュフルーツを使うので、いざ作ろうと思ってもフルーツを買ってこなくてはなりませんよね。
フルーツも数種類あった方が見栄えがするけれど、サングリアに使った残りをどうするか、という問題も出てきてしまいます。
ミックスされたドライフルーツがあればいつでも簡単にできて、本当に便利なんです。
白ワインはどんなものでも構いませんが、辛口ですっきりしたワインの方がフルーツの甘みが引き立ちます。
また、赤ワインやロゼでもおいしいサングリアができますし、ラム酒やジン、ウォッカ、日本酒などお好みのお酒に漬けても楽しめますよ。
できあがりまで1日冷蔵庫で寝かせておく
フルーツの色が白ワインにうつって、ドライフルーツがふっくらしてきたら飲みごろです。
ドライフルーツとは思えないほど果実の香りがいっぱいの、おいしいサングリアに仕上がりました。
ミントを浮かべたり、ライムやレモンをちょっと絞ってもさっぱりとおいしくいただけます。アルコールに弱い方は、ソーダで割ってもいいですよね。
浸けておいたフルーツは、しっとりしておいしいので、飲みながらいただきます。
瓶に入れてアウトドアシーンに持っていくのもオススメ
瓶にドライフルーツと白ワインを注いで蓋を閉めれば、キャンプや海へのお出かけに持っていくこともできます。
ひとつはいちご、もうひとつはレーズン、というふうに果物を分けて漬けると、味の違いも楽しめますよ。
今回お取り寄せしたのはコレ!
今回、お取りよせしたのは漆山果樹園さんのドライフルーツお試しセット。
山形産のフルーツが無添加・ノンオイル・常温乾燥で丁寧に仕上げられています。
お試し6種セット以外にも、8種セットや2箱セットもあるようですので、ぜひ自分のお好みで選んでみて下さいね。
山形県 南陽市松沢 漆山果樹園
ドライフルーツお試し6個セット
常温乾燥だから乾燥しているけど成分は生!
食のライター・料理家。
書籍や雑誌、webなどで執筆と料理の仕事をしている。アウトドア好きが高じて『メスティンBOOK』(山と渓谷社)、『キャンプでしたい100のこと』(西東社)でアウトドア料理のレシピ監修も行う。『こねこのコットン チアーカフェストーリー』(学研プラス・7/6発売)では、児童向け小説の執筆と、おはなしの中に登場するレシピの開発をしている。5歳と13歳の母。