お正月に欠かせない料理といえば「お餅」。
焼き餅やお雑煮のようにシンプルに食べるのが美味しく、つい沢山購入したけどお正月を過ぎてもまだ残ってる…ということはありませんか。
普通のお餅料理に飽きてしまい、消費に困っているという方におすすめなのが日常料理に活用する方法。アレンジが難しそうなお餅ですが、実は主菜からスイーツ系、和風から洋風まで様々な料理に使用できるんです。
この記事では、そんなお餅のアレンジレシピを3つご紹介します。
関東と関西でお餅の形は違う?
関西から関東に引っ越してきた筆者が驚いたのが、年末になるとスーパーに並ぶお餅の形。
関西では定番の丸餅は関東では見かけず、長方形の角餅ばかりが並びます。
この、お餅の形が変化する地域の境目は、岐阜県の関ヶ原辺り。関ヶ原より東の地域が角餅、西の地域は丸餅が一般的です。ちょうど境界線上にある県では角餅、丸餅どちらも使われているところもあるそうです。
もともと、日本では丸餅が主流でした。角餅が登場した由来は諸説ありますが、江戸時代に平たく伸ばした餅を切り分ける方法が生み出され、これが角餅となったそうです。角餅は丸餅と比べて運搬に便利なことから、徐々に全国へと広まっていったとされています。
切り餅アレンジレシピ3選
ここからは、角餅と丸餅それぞれを使用したアレンジレシピを3つご紹介します。
【その1】韓国風肉巻き
ピリ辛濃厚な韓国風ダレと豚肉の旨味が切り餅と相性抜群!パクパクとお箸が進む一品です。
〜材料〜
・角餅 3つ
・豚バラ肉(薄切り) 100g
★コチュジャン 大さじ1/2
★料理酒 大さじ1
★しょうゆ 大さじ1
★砂糖 大さじ1/2
・ベビーリーフ 適量
・糸唐辛子 適量
〜作り方〜
1.角餅は縦2等分にし、豚バラ肉をそれぞれ巻きます。
2.熱したフライパンに1を入れ中火で加熱します。
3.豚バラ肉の色が変わったら混ぜ合わせた★を入れ、全体に馴染んだら火から下ろします。
4ベビーリーフを添えた器に盛り付け、糸唐辛子を乗せて完成です。
【その2】ナポリタンピザ
丸餅の形を活かしてピザをつくるのはいかがですか。もちろん角餅でアレンジするのもおすすめです。
〜材料〜
・丸餅 3つ
・ソーセージ 1本
・ピーマン 1個
・ミニトマト 3つ
・ケチャップ 大さじ1.5
・片栗粉 適量
・粗挽き黒胡椒 適量
・ピザ用チーズ 適量
〜作り方〜
1.ピーマンは輪切り、ソーセージは薄切り、ミニトマトは半分に切ります。
2.耐熱ボウルに丸餅を入れてラップをし、電子レンジで30秒ほどやわらかくなるまで加熱します。
3.まな板の上に片栗粉を広げ、1を綿棒で1.5倍ほどの大きさまで伸ばし広げます。
4.ケチャップを塗り1、ピザ用チーズ、粗挽き黒こしょうをのせ、トースターで6分ほど焼き色がつくまで加熱し完成です。
【その3】切り餅で作る!レンジ大福
切り餅で求肥を作って大福に挑戦してみませんか?2回に分けて電子レンジで加熱することで、切り餅が硬くなりづらく、もちもちの求肥に仕上がります♪今回は、みかんを甘酒クリームと共に包みました。
〜材料(作りやすい分量)〜
・角餅(丸餅) 3個
★水 大さじ3
★砂糖 大さじ1
・片栗粉 大さじ2〜
・お好きなフルーツ 適量
・お好きなあんこやクリーム 適量
〜作り方〜
1.角餅は8等分に切ります。
2.耐熱ボウルに1、★を入れ混ぜラップをして600wの電子レンジで1分半ほど加熱します。
3.一度取り出し、麺棒で切り餅を押しつぶすように混ぜます。再度ラップをして電子レンジで1分ほど加熱します。
4.全体を混ぜ合わせ、ひとまとまりになったら片栗粉を敷いたバッドに入れ、手で押し広げます。
5.好きな大きさに切り分け、フルーツやあんこを包んで完成です。
まとめ
お正月の定番の切り餅。そのまま食べるのももちろん美味しいですが、この機会に様々な料理にぜひ挑戦してみてくださいね!
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主菜からスイーツ系、和風から洋風まで幅広いアレンジで楽しめるお餅。農家漁師から直接食材が届く食べチョクでは、つきたてのお餅をお取り寄せできます。ぜひ味わってみてください。
農林水産省:https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2001/spe2_02.html
滋賀県出身。管理栄養士・フードコーディネーター。「頑張る人たちを食で支えたい。毎日の小さな幸せを届けたい。」の思いを形にするべく、働きながらレシピ作成やライターとしても活動中。食と旅行が大好きな人。