フルーツ酢の魅力
疲労回復や美肌に効果があるなど、美容と健康に良いことで知られている酢。
酢に含まれる酢酸やクエン酸などの有機酸はエネルギー代謝を助け、さらにクエン酸はミネラルを吸収しやすくするキレート作用があります。
また酢に含まれるグルコン酸は善玉菌のエサになり、腸内環境を整え、疲れにくくストレスに強い体を作ります。
肥満気味の方の内臓脂肪を減らしたり、血糖値上昇の緩和にも働いたりと良い効果が多く、幅広い年代の方に摂ってもらいたい食材です。
しかし、体に良いことは分かっていても、ツーンとした香りや風味が苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、酢は果物を漬けこむことによって、香りや風味がぐっとまろやかになり、とても食べやすくなるんですよ。
フルーツ酢にするのに良い果物とは
基本的にはどんな果物を漬け込んでも美味しく作ることができます。
バナナやイチゴやキウイなど、香りや色の強い果物を選ぶと、完成した時に果物の特徴をより感じることができて楽しいかもしれません。
ドレッシングにおすすめなのは柑橘系。とても爽やかで使いやすいお酢になりますよ。
フルーツ酢の材料と作り方
フルーツ酢の作り方はとてもシンプルで簡単です。
そのため、使う果物や甘味料を変えることで手軽に自分好みのものを作ることができます。
【用意するもの】
・好きな果物
・好きな甘味料(ハチミツ、氷砂糖、黒糖、白砂糖など)
・穀物酢
・蓋のある瓶
※分量は、果物:甘味料:穀物酢=1:1:1.5
【作り方】
①果物を洗い、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります
②瓶に入る大きさにカットします
③煮沸消毒した瓶に材料を全て入れ、シロップが良く混ざるように振ります
④一日一回かき混ぜたり、振ったりして中身を混ぜます
⓹冷蔵庫に1週間ほど置き、果物を取り出したらフルーツ酢の完成!
取り出した果物は、サラダに入れて食べるのがおすすめです
フルーツ酢ドレッシングの作り方
果物を漬け込むことにより、香りや風味が移るフルーツ酢ですが、酢本来の味を大きく変えることはないので、通常の酢と同じような使い方ができます。
一番シンプルで、全てのドレッシングの基となるのが、オリーブオイルと塩とブラックペッパーを加えたもの。どんなサラダにもマッチする、安定のレシピです。
そこに「粒マスタード、にんにく」を加えればマスタードドレッシングに。「醤油、ごま油、鶏ガラスープの素」を加えれば中華ドレッシングになります。
ドレッシングの他にも楽しみ方いろいろ
ドレッシングの他にも、さまざまな飲み物で割ってサワードリンクを楽しむことができます!
牛乳で割れば、ヨーグルト風のデザートドリンクに、ビールや焼酎で割ればビネガーカクテルに。健康的に飲みたい方には、トマトジュースや豆乳で割るのもおすすめです!
まとめ
簡単に作ることができ、食べ方のバリエーションがあるフルーツ酢。
市販のドレッシングもおいしいですが、自分好みのものを探求し、味わい楽しめるのが手作りの良いところ。
秋が訪れ寒くなり、体調崩しやすい季節。オリジナルフルーツ酢を作って健康的に美しく毎日を過ごしませんか?
・NHKらいふ公式HP:https://www.nhk.or.jp/lifestyle/index.html
・ミツカン公式HP:http://www.mizkan.co.jp/
・どばや酢店公式HP: https://www.tobaya.com/shop/
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大学卒業後、5年間の会社員生活を経てセブ島へ語学留学。
帰国後は、飲食店で働きながら日本酒WEBメディアの運営やイベントの開催に携わるなど、食の分野で広く活動中。
食と旅の分野で執筆をするライター。