噂の白米代替食品カリフラワーライス

糖質制限食は、今やダイエットの定番となっています。そんな糖質制限ダイエットの新しいスタイルとして話題になっているのがニューヨーク発祥の「カリフラワーライス」です。最近では、テレビや雑誌で紹介されるだけでなく、スーパーの冷凍食品売り場でも「カリフラワーライス」を見かけるようになりました。

 

低糖質のカリフラワーをごはんのかわりに食べる、というのは効果がありそうなのですが、果たして本当においしいの?と、思ったのは筆者だけではないはず。いくらやせるといわれる食事法でも、おいしくないと続かずあまり意味がありません。今回は話題のカリフラワーライスを実際に食べ、手作りまでしてみたレポートをお届けします。

 

 

【食レポ】カリフラワーライスが食べられる!カレーハウスCoCo壱番屋へ

今回、一番初めにうかがったのはカレーハウスCoCo壱番屋です。テレビでカリフラワーライスを取り入れたメニューがあると知って気になっていました。CoCo壱番屋といえば、ご飯の量やルーの種類、辛さなど好みに合わせてカスタマイズできる人気のカレー店として馴染みですよね。

 

久々にカレーハウスCoCo壱番屋に行くと、店内は男性が多めで女性客もちらほら。早速メニューを見ると、カリフラワーライスを使ったカレーメニューは3種類。「CoCo deオフカレー」というロカボ(低糖質)メニューとして展開されていました。筆者が初カリフラワーライス体験に注文したのは「ほうれん草&フライドチキン(税込690円)」です。他には、「ミニハンバーグ&チーズ」と「イカ&ソーセージ」というメニューがありました。どうやら、ジューシーな具材とカリフラワーライスは相性が良いようです。

 

 

テーブルに届けられたカレーは、少し小さめサイズ。カリフラワーライス120gとライス30gで、この比率は変更できないということでした。でも、通常のカレーメニューと同じく辛さは好みで選択可能です。お皿に盛られたカリフラワーライスは、横の米粒とほぼ同じサイズ。白米より黄みがかっていますが、まさに見た目は「もどきごはん」です。

 

実際に食べて驚いたのは、カリフラワー独特の風味はあるものの、カレーでそれがカバーされ、想像以上においしかったこと!食感は固めのごはんくらいで、カレーにあわせるのは丁度よく、違和感なくおいしく食べることができました。

 

また、カリフラワーライスは噛みごたえがあるので、少ない量でも満足感を得られたのもうれしいポイントでした。全てカリフラワーライスでなく、30gと少量のごはんに意味はあるのか?白米が物足りなく感じないか?と不安があったのですが、この少量のごはんが、「カレーを食べている感」をサポートしてくれ、絶妙なバランスで満足感を与えてくれます。おうちではじめてカリフラワーライスを食べる時、真似をして少しだけライスを添えてみてもいいかもしれません。

 

何よりも、普段からダイエットが気になるタイプで玄米食の筆者には、カレー店で白米以外に「カリフラワーライス」という選択肢があるのは心強い。おいしいし、罪悪感なく食事を楽しむことができる、ありがたいメニューです。玄米を選べるレストランがあるように、もっと、カリフラワーライスを選べるお店が増えてくれるとうれしいです。

 

【食レポ2】冷凍カリフラワーライスをお家で食べてみた

筆者は、イオン系列のスーパーでよく買い物をするのですが、なんとイオンのプライベートブランド「TOP VALU」ではカリフラワーライスが 300g入りで267円(税込)で発売されているのを発見してびっくり。CoCo壱番屋のカリフラワーライスが気に入っていたので、即決で購入することに。一部のスーパーでは、品切れ・品薄になっているらしく、やはりカリフラワーライスは人気なのですね。他にも、ブロッコリーライスもあったので一緒に買ってみました。

参照元: AEON TOPVALU Co.,Ltd. https://www.topvalu.net/items/detail/4549741652483 

 

 

冷凍カリフラワーライスは、電子レンジで解凍すれば食べられてすごく簡単です。一袋で2、3回は食べられそうな量です。これは、もしかしたらお米よりコスパがいいかもしれません。今回は、以前冷凍していたトマトベースのハヤシライスをかけて食べてみました。

先にCoCo壱番屋で食べたカリフラワーライスのイメージが大きく、それよりは少しカリフラワーのクセのある風味を感じました。でも、ハヤシライスをかけるとそれも緩和され、おいしくいただくことができました。その後、数回食べましたが、解凍の仕方を失敗すると少し水っぽくなるので、フライパンで炒めて解凍するのが筆者的にはおすすめです。また、リゾットやドリアにしてもおいしくいただけますよ。

 

一緒に購入したブロッコリーライスは、野菜の味の特性上、カリフラワーライスよりもブロッコリーの特徴的な風味を強く感じました。カリフラワーライスの方が、色々な食材や料理とマッチしやすく食べやすいです。でも、ハンバーグなどのお肉系と合わせるなら、付け合わせ感覚でおいしく、個人的にはブロッコリーライスがお気に入りです。

 

手作りカリフラワーライスに挑戦!

冷凍カリフラワーライスを食べるようになり、その味にハマった筆者。ついに生カリフラワーを購入し、カリフラワーライスを自分で作ってみることにしました。

 

調べてみるとカリフラワーライスは、おうちでも簡単に作ることができます。
 

①生のカリフラワーをフードプロセッサーに入るサイズに切りわける
 
②フードプロセッサーで米粒サイズにする(包丁でみじん切りでもOK)
 
③油をひいたフライパンで中火でしんなりするまで炒める
 

保存は粗熱が取れてから、小分けにして冷凍してください。炒めたてのカリフラワーライスは香ばしくておいしく、少し味付けをすれば副菜として食卓にあっても違和感がないほど。個人的には、食事に合いやすくなるので、炒める時に塩・コショウで少し味付けしています。調理の手間をかけられる方は、ぜひ手作りにも挑戦してみてください。その時は、農家さん直送のカリフラワーなど、安心な野菜にこだわってみてもいいかもしれません。

 

 

まとめ

実際にカリフラワーライスを食べてみると思ったより腹持ちもよく、単品でカリフラワーを食べるよりおいしくいただけたのは本当に驚きでした。無理して毎食食べるよりも、カレーやドリア、チャーハンなどカリフラワーライスにマッチするメニューの時、上手く取り入れるのがおすすめです。

 

筆者は、たまにしかカリフラワーライスを食べなかったので、やせるには至りませんでしたが、食べた後は体が軽くお腹の調子がいいように思います。主食のバリエーションとして、カリフラワーライスを捉えると、選択の幅が広がり食事が楽しくなります。

 

また、裏技的な使い方として、野菜が苦手なお子さんの食事に少しだけ混ぜて使うのもいいかもしれません。日々の食事に、これからもカリフラワーライスを取り入れて、引き続きダイエットに励もうと思います。

 

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