“もち麦”はヘルシー主食の新定番

麦ごはんといえば、白米よりもヘルシーなイメージがありませんか。最近は麦ごはんの中でも、特に“もち麦”のダイエット効果がメディアで注目されています。“もち麦”を使ったおにぎりや、レトルトごはんを販売するコンビニも見かけるようになりました。ヘルシーな主食の新定番として、“もち麦”を食生活に取り入れる人が増えているようです。

 

食物繊維はごぼう以上!知られざる“もち麦”の健康パワー

“もち麦”にダイエット効果があるとされる理由は、水溶性の食物繊維の大麦β-グルカンを多く含むから。この大麦β-グルカンには、なんと“糖質の吸収を抑える”という、健康やダイエットを気にする人にうれしいパワーがあります。

 

また、“もち麦”はゆっくりと消化されるので腹持ちがよく、コレステロールを低下させる働きもあります。さらに食物繊維が多く、含有量はごぼうよりも豊富で白米の約20倍もあるというから驚きです。このように“もち麦”は、ダイエットはもちろん、日々の健康管理にもパワーを発揮してくれる体メンテナンス食材なのです。

 

おいしくて調理も簡単な「もち麦ごはん」。

“もち麦”が人気の理由は、なんといってもそのおいしさです。もちもちとした食感と独特の風味は、白米と混ぜても相性抜群。玄米や雑穀に苦手意識がある方でも、主食を「もち麦ごはん」に違和感なくシフトできるのではないでしょうか。

 

また、“もち麦”は白米と同じように炊飯器で炊けるので、特別な調理の手間がかかりません。炊く前に洗う必要もなく、気軽に主食にプラスできるのもうれしい特徴です。

 

「もち麦ごはん」をおいしく炊くコツ

 

「もち麦ごはん」を初めて食事に取り入れる時は、白米2合に100g(水は200ml)加えるのがおすすめ。「もち麦ごはん」の食感や風味を楽しみながら、白米と同じような感覚で食べることができます。慣れてきたら、3割、5割ともち麦の配合量を調整してお好みの味をみつけてください。

 

“もち麦”を炊く時、水分量はごはんと異なるので注意が必要。“もち麦”の2倍の量の水をいれるのがポイントです。この点だけ気をつければ、後は白米と同じ炊飯コースでおいしく炊き上がります。ちなみに、炊飯後は保温をおすすめしません。保温によりくさみがでることがあり、おいしさが損なわれる原因になるからです。

 

いつもの料理を“もち麦”でアレンジ

“もち麦”の味わいを活かして、料理にプラスするのもおすすめです。

 

“もち麦”をサラダに混ぜれば、ぷちぷちとした食感が楽しいグレインズサラダに。ドレッシングともマッチするので、簡単におしゃれな一品が完成します。ミネストローネなどのスープとも好相性で、マカロニのような感覚でもち麦を使うといいのかもしれません。カレーやリゾット、雑炊などごはんが主役の料理とも相性がよく、“もち麦”の割合が多くても食べやすいので、ぜひお試しください。

 

まとめ

“もち麦”には、ダイエットだけでない健康パワーが詰まっています。主食を減らしてがまんするのではなく、「もち麦ごはん」に変えるだけでで効果があるのは、ごはんを愛する日本人にはうれしいですよね。

 

最近では、“もち麦”を使ったうどんも販売されています。ヘルシーな主食のバリエーションとして、ごはんに飽きた時の選択肢にいかがでしょうか。

 

調理に手間いらずで、色々な料理にもマッチする“もち麦”。毎日の生活にとりいれて、おいしく健康管理に役立ててください。

 

 

参照元:大塚製薬ホームページ(2019年1月時点) https://www.otsuka.co.jp/oms/

 

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