ピーマンの旬は6~9月です。
緑色のピーマンは未熟果で、完熟させると赤ピーマンになります。
赤いピーマンのほうが甘味がありますが、赤くなるまでに日数がかかるため、効率よく収穫できる緑色のピーマンのほうが多く流通しています。
今ではハウス栽培が盛んで、一年中いつでも手にとることができます。
そんなピーマンですが、含まれるビタミンCの量はレモンと同等かそれ以上。
なんとピーマン1個あたり約80ミリグラムのビタミンCが含まれていて、これは野菜の中ではトップクラス!
ご存知の通り、ビタミンCは美容に大変良い役割を果たしてくれます。
コラーゲンの生成に関与し、お肌の潤いをキープしてくれるほか、メラニン色素を分解してくれる働きがあるので、夏の日焼け対策には欠かせません!
またビタミンCは熱に弱い性質がありますが、ピーマンのは熱に強く、抗酸化ビタミンのカロテンやビタミンEも油と一緒に摂ると吸収が高まりますので炒め物がオススメです!
今回はピーマンの旨みをたっぷり味わえるタイ料理の定番メニュー、ガパオライスをご紹介します!
ガパオライス
調理時間:30分
[材料 2人分]
・鶏ひき肉 :200g
・ニンニク :1片
・ショウガ :1片
・青唐辛子(生) :1~2本(お好みで調整)
・玉ネギ : 1/4個
・赤ピーマン :1個 ※赤パプリカで代用も可
・ピーマン :1個
・シメジ :1/2パック
・バジル :約10枚
・サラダ油 :大さじ1と1/2
・水 :大さじ1
・コショウ :適量
(調味料A)
・オイスターソース :大さじ1
・ナンプラー :大さじ1
・酒 :大さじ1
・しょう油 :大さじ1/2
・きび砂糖 :小さじ2
・卵 :2個
・サラダ油 :適量 (揚げ焼き用)
・ジャスミンライス :お茶碗多め2杯分
[調理方法]
① 野菜を切ります。ニンニクとショウガはみじん切りにします。青唐辛子は小口切りに、タマネギとピーマンは1㎝角に切ります。
② シメジは石づきを落とし手でほぐします。
③ 調味料Aをあらかじめ合わせます。砂糖が溶けづらいのでよく混ぜ合わせます。
④ フライパンにサラダ油とニンニク、ショウガを入れ中火にかけます。香りが出てきたら青唐辛子も加え炒めます。
⑤ 鶏ひき肉を加えます。水も加え、パラパラとほぐしながら炒めます。
⑥ 鶏肉に半分程度火が通ったところで合わせ調味料Aを加え炒め合わせます。
⑦ タマネギとシメジも加えさらに炒めます。
⑧ ピーマンも加え炒め合わせます。ここで塩コショウをし、味を調えます。
⑨ 仕上げにバジルを加え手早く混ぜ合わせ火を消します。
⑩ 目玉焼きを作ります。フライパンに多めの油を入れて熱します。お好みの固さの目玉焼きに仕上げます。
⑪ お皿にジャスミンライスをよそい、その上にガパオを盛り付けます。目玉焼きを乗せ、バジルを添えます。
[ワンポイントアドバイス]
今回は鶏ひき肉を使いましたが、鶏むね肉を細かく刻んで使うのもおすすめです!鶏肉の食感がしっかりと感じられ食べ応えUPですよ♪
料理家。大学卒業後、航空会社勤務を経て、本格的に食の世界へ。自宅にて料理教室「ごぼう茶.com」を主宰。フードコーディネーターとして、大手企業のメニュー開発やフードスタイリング、レシピ提供など食に関するあらゆる分野にて活動中。