ブロッコリーの特徴は?

 

 

ブロッコリーはどんな野菜なの?

私たちがいつも食べている、ブロッコリーの房の部分。じつはこれ、つぼみなのです。「花蕾(からい)」と呼ばれるこの箇所は、放っておくと花が咲いてくることも。他にも、茎も食べることができます。

 

ブロッコリーは、カリフラワーと同じアブラナ科アブラナ属の野菜。原産地は地中海沿岸で、ローマ帝国時代に栽培され始め、中世になってからヨーロッパに広がりました。

 

ブロッコリーが、初めて日本に入ってきたのは明治時代。当時は一般には普及しませんでしたが、1980年代になると、頻繁に出回るようになります。

 

また、ブロッコリーには和名があり、1970年代には木立(こだち)花椰菜(はなやさい)と呼ばれていました。

 

 

紫のブロッコリーは食べられるの?

スーパーや青果店などで、紫のブロッコリーを見た事がある人もいるのではないでしょうか。ブロッコリーが紫になる理由は、ポリフェノールの1種であるアントシアニンにあり、もちろん食べることができます。

 

ブロッコリーは寒さから身を守るために紫色に変色します。アントシアニンは水溶性なので、茹でると緑色のブロッコリーになるのです。

 

ブロッコリーの選び方・切り方・保存方法

ブロッコリーの選び方

次に、おいしいブロッコリーを選ぶための見極め方を紹介します。

ブロッコリーの選び方は、

上部が盛り上がっている

色が濃く、ぎゅっとしまっている

茎の切り口がみずみずしい

この3つがポイントです。

 

ブロッコリーの切り方

ブロッコリーを切ると、まな板の上にクズが落ちてバラバラになりがち。

そんなときは、ちょっとしたコツでまな板を汚れにくくすることができるんです。

 

 

①ブロッコリーを、横から切って小房にします。

 

 

②つぼみを下に向け、上から半分くらい包丁を入れます。

 

 

③つぼみに包丁を入れ終わったら、両手でざっくりと裂いていきます

 

茎は、外側の青い部分を取り除きます。

青い部分が残っていると、火が通りにくいので、白い部分が出てくるまで切り取りましょう。

 

 

ブロッコリーを茹でたら、水にとらずにそのまま冷ますのがおすすめ。水につけると、つぼみの中に水分がたまってしまい調理をするときに水っぽくなってしまいます。

 

さらに、ザルにあけたらつぼみを下にむけておけば自然と水が切れ、水っぽさを防ぐことができます

 

ブロッコリーの保存方法

【冷蔵保存】

 

 

①ブロッコリーをキッチンペーパーでしっかりと包みます。

 

 

②ラップをぴっちりとかけます。

 

 

③ビニール袋に入れ、下で口を結び、冷蔵庫の側面に立てて保存します

この状態で2週間は保存が可能です。

 

【冷凍方法】

 

 

①熱湯に入れてさっと茹でます。

 

 

②ザルにあけて、粗熱をとり、保存袋に並べて入れて冷凍。

冷凍にすれば1ヶ月は持ちます。

 

ブロッコリーのレシピ3選

ブロッコリーのくたくた風

 

【材料】

・ブロッコリー…1株

・にんにく……1片

・鷹の爪…1/2本

・オリーブオイル…大さじ1

・塩辛…30g

 

【作り方】

1.にんにくと、鷹の爪を薄切りにする。

2.ブロッコリーの茎は粗いみじん切りに、つぼみは食べやすい大きさに切り分ける。

3.鍋にたっぷりのお湯を入れて沸騰させ、ブロッコリーを入れて10分間茹でる。

4.フライパンを熱し、オリーブオイルを回し入れ、にんにくと鷹の爪を弱火で炒める。

5.にんにくがきつね色になったら、塩辛とブロッコリーを加える。

6.おたま1杯分の水を加え、中火で煮込み水分を飛ばして完成。

 

ブロッコリーの茎のきんぴら

 

【材料】

・ブロッコリーの茎 ……1本

・にんじん…1/2本

・鷹の爪…1/2本

・砂糖 …小さじ1

A (合わせ調味料)

・みりん……小さじ1

・しょうゆ…大さじ1

・ごま油 …大さじ1

・いりごま…適量

 

【作り方】

⒈ ブロッコリーの茎を細切りにする。

⒉ 熱してごま油をしいたフライパンに、ブロッコリーの茎を入れて炒める。

⒊ 茎がしんなりしてきたら、Aを加えて完成。

 

ブロッコリーの味噌汁(2人分)

 

【材料】

・ブロッコリー…1/2本

・油揚げ…1枚

・だし汁…400ml

・味噌… 大さじ2

 

【作り方】

⒈ ブロッコリーと、油揚げを食べやすい大きさに切る。

⒉ だし汁を火にかけ、沸騰させる。

⒊ ブロッコリーと油揚げを鍋に入れ、2~3分間煮立てる。

⒋ 味噌を溶きながら入れて、火を止めたら完成。

 

まとめ

ブロッコリーは冷蔵・冷凍ができる便利食材です。茎まで食べられて捨てるところが少ないので、お財布にもやさしいですね。ぜひ、ブロッコリーのアレンジレシピを楽しんでみてください。

 

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参考文献

キューピー https://www.kewpie.co.jp/recipes/knowledge/article/6/ 

農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/kids/crops/broccoli/column02.html 

JA北越後 https://ja-kitaechigo.or.jp/column/5801/ 

サカタのタネ https://www.sakata100th.jp/ 

株式会社トーホク https://www.tohokuseed.co.jp/trouble/broccoli.html 

無印良品 https://www.muji.com/jp/ 

トクバイニュース https://tokubai.co.jp/news/ 

野菜の保存テク朝日新聞出版

 

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