魚介の旨味がたっぷりつまった明太子。しっかりとした塩味や唐辛子のピリッとした味わいが、食欲をそそりますよね。

 

ごはんに乗せたり、そのまま食べるのも美味しい明太子ですが、和食はもちろん、洋風なアレンジにも使えたりととても万能な食材であることをご存知ですか?

 

この記事では、そんな明太子の魅力をたっぷりとご紹介します。

 

明太子ってどんな食材?

 

明太子の発祥は、韓国と言われています。明太子は、唐辛子などを使ったキムチやコチュジャンのように、古くから続く韓国の伝統食材だったそうで、昭和初期ごろから日本でも食べられるようになりました。

 


明太子が初めて韓国から日本に到着した地は山口県の下関。その地元の新聞(関門日日新聞)にて「明太子」という名前が登場した12月12日を「明太子の日」 と制定されました。

 

日本では明太子という名で知られていますが、その由来はスケトウダラの韓国語名「明太(ミョンテ)」の卵巣(子)ということから、「明太子」という名前で呼ばれるようになったそう。

 

よく似た食材として、「たらこ」がよく挙げられますが、こちらも明太子の由来とよく似ており、「タラ」の卵巣(子)ということから、「たらこ」と名付けられています。

 

明太子とたらこの基本的な原料はどちらもスケトウダラの卵巣です。それぞれ塩蔵されるまでの工程は同じですが、明太子は塩蔵後に唐辛子などの調味液で味付けされたものを指します。スーパーなどでは「辛子明太子」の名でもよく並んでいるのをよく見かけますよね!

 

明太子とたらこの違いは、辛味があるかないかで覚えておくとわかりやすいでしょう。

 

明太子の保存や鮮度について 

 

塩蔵し、調味液に漬け込むなどして加工された明太子の賞味期限は、2週間程度です。一度に食べきれない場合は、冷凍保存することも可能ですが、一度解凍したものを再冷凍すると品質が悪くなってしまう可能性があるので注意してください。

 

また、明太子で特に注意したいのが乾燥。明太子は乾燥すると硬くなってしまうため、ラップをしたりフリーザーバックに入れて保管するのをおすすめします。

 

明太子アレンジ術 

 

明太子をいろんな料理で使ってみたい!と思ったけれど、どのように活用できるかわからない。という方におすすめなのがこちら。

 

ここでは、明太子を活用するアレンジ術をご紹介します。

 

【1】ソースとして楽しむ

 

明太子は薄皮に包まれているを取り出すと、ソースのように使える万能調味料に。刻んだりミキサーにかける手間もなくすぐ完成するので、パスタにはもちろんサラダなどに和えるのも美味しいですよね。

 

今回はマヨネーズ、そしてネギを加え食感も楽しいやみつき感のあるソースにアレンジします。

 

【鶏むね肉の明太ネギマヨソースがけ】

〜材料〜

・サラダチキン 1枚

 (今回は鶏むね肉をレンジ加熱したものを使用)

・明太子 1腹(約40g)

・長ネギ 1/2本(約50g)

・マヨネーズ 大さじ2

 

〜作り方〜

1.長ネギはみじん切り、明太子は薄皮に切り込みを入れて身を取り出します。

2.ボウルに1、マヨネーズを入れ混ぜます。

3.サラダチキンを食べやすい大きさに切り、2をかけて完成です。

 

 

お好みでブロッコリーなどのゆで野菜を添えても美味しく召し上がっていただけます♪

 

また、トースターで10分ほどグリルした長芋や厚揚げなどにかけるだけでおつまみにもぴったりな一品に仕上がりますよ。

 

 【2】具材として楽しむ  

 

明太子を薄皮ごと具材として使いたい方におすすめなのがアヒージョ。根菜類と合わせて、和風な味わいを楽しめます。今回はレンコンを使ったレシピをご紹介します。 

 

【明太子とレンコンのアヒージョ】

〜材料〜

・辛子明太子 2腹

・れんこん 100g

・長ネギ 1/2本

・ニンニク 1片

・アンチョビペースト 小さじ1/2

・オリーブオイル 適量

・塩こしょう 少々

・パセリ 適量

 

〜作り方〜

1.れんこんは5mm幅ほどの半月切り、長ネギは1cm幅の斜め薄切りにします。

2.ニンニクはみじん切りにします。

3.辛子明太子は3等分に切ります。

4.スキレットにアンチョビペーストオリーブオイル、2を入れ中火にかけます。

 香りがたったら1、3をいれ更に加熱します。

5.れんこんに火が通ったら火からおろし、パセリを散らして完成です。

 

 【3】そのまま楽しむ

 

明太子はそのままでもとっても美味しい食材。ひと手間アレンジとして炙って仕上げると香ばしい風味が加わり、ごはんが止まらなくなる味わいになりますよ。

 

自宅にバーナーばがない場合は、魚焼きグリルやトースターなどを活用してもこんがり焼き目をつけられるのでおすすめです。

 

まとめ

 

 

ピリッとしたやみつき感で人気の明太子。そのままで食べてももちろん美味しいですが、パスタやごはんなどの主食だけでなく、サラダや肉料理などさまざまな食材と相性の良い食材です。

 

今まで調理に活用したことがないという方も、12月12日の明太子の日に、自宅でアレンジ料理を楽しんでみてくださいね。

 

 

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