今回の主役は「落花生」
落花生は、5月中旬から6月上旬に種を蒔き、9月頃に収穫期を迎えます。
収穫したての落花生は「生落花生」として出回り、そしてそこから天日干しにしてコクを増した落花生が「煎り落花生」として出回ります。
煎り落花生は1年中楽しむことができますが、新豆の煎り落花生は格別。秋鮭と共に炊き込み、季節の味わいを楽しんでみませんか。
サフラン香る鮭と秋の豆ごはんのレシピ
材料(4人分)
・煎り落花生 40グラム
・塩鮭 1切れ
・セロリ 1/2本
・かぼす(レモン・すだちなどでも可) 1個
・サフラン ひとつまみ
・塩 小さじ1/3~(鮭や落花生の塩分の量で調整してください)
・黒胡椒 お好みで
下準備
1. サフランはぬるま湯に浸し、色を出しておく。
2. お米2合をといで、ザルにあげておく。
作り方
1. セロリは葉と茎に分けて粗みじん切りにし、かぼすは薄くスライスする。
2. 塩鮭はキッチンペーパーなどで水気を拭き取る。
3. 炊飯器にお米を入れ、サフランをぬるま湯ごと加え、2合の目盛りまで水を入れる。
4. 真ん中に鮭を置き、セロリの茎・煎り落花生・スライスしたかぼすを乗せ、塩を入れて炊飯する。
5. 炊き上がったら鮭の骨を取って身をほぐし、セロリの葉と共に炊飯器に戻して全体を混ぜ、フタを閉めて10分ほど蒸らす。
6. 器に盛り、お好みで黒胡椒を振る。
収穫したての生落花生でも
今回は煎り落花生を使いましたが、生の落花生を使っても良いでしょう。
さやから出して良く洗い、薄皮ごとそのまま炊き込んで大丈夫。
生の落花生が出回るのは収穫したての短い期間だけ。生と煎り、両方作って食感の違いを楽しんでみても面白いですよ。
また、今回のレシピで使用しているサフランについてご紹介した記事もありますので、ぜひこちらもご覧ください。
採れたての落花生は通販でお取り寄せ!
今回ご紹介したレシピ、せっかく味わうなら、農家から直送される採れたての生落花生で楽しみましょう。
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食べだすと止まらない生落花生おおまさり1㎏
乾燥した落花生は1年中市場に出回りますが、
生落花生は本来、農家でしか食べられない代物。
甘く、ホクホクした食感をお楽しみ下さい。
工学部卒の元SE。
結婚後、「焼肉屋の嫁が野菜ソムリエっておもしろくない?」という興味で野菜ソムリエプロの資格を取得。その後もフードツーリズムマイスターやフードロスゼロ料理アドバイザーなどの食に関する資格を取得し、現在は自治体等と連携しながら農産物のPRや地産地消の推進、食育活動などを行なっている。