今回の主役は「さといも」
秋から冬にかけて旬を迎える「さといも」。
糖質が多いイモ類の中でも低カロリーかつ水分が多いのが特徴で、粘り成分には胃腸の働きを助けたり、免疫力をアップしたりする効果が期待できる優秀食材なのですが、「和食以外の使い方が分からない」という声をよく聞きます。
しかし実は洋風なアレンジにも向いていて、「マッシュポテト」や「コロッケ」、「ポテトグラタン」など、じゃがいもで作るのが一般的なメニューにもピッタリなんです。
今回はそんな「さといも」を主役にしたポテトサラダをご紹介します。じゃがいもとは違うネットリ濃厚な味わいを感じてくださいね。
さといも+アボカドで「大人のポテサラ」レシピ
材料(4人分)
・さといも 中3個(約200グラム)
・アボカド 1個
・塩漬けオリーブ 15グラム
・カシューナッツ 15グラム
・クリームチーズ 15グラム
・柑橘の果汁(レモン・すだち・かぼすなど) 大さじ1
・粒マスタード 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ2
・塩胡椒 少々
作り方
1. さといもはよく洗って皮ごと蒸し、竹串がすっと入るまで蒸す。
2. 熱いうちに皮をむいてボールに入れ、粗めにつぶして冷ます。
3. アボカドは種を取って皮をむき、食べやすい大きさに切って柑橘の果汁をまぶしておく。(風味付けと変色防止のため)
4. カシューナッツは粗めに砕き、オリーブは粗く刻む。
5. 2のボールにアボカド・オリーブ・カシューナッツ・クリームチーズ・粒マスタード・オリーブオイルを加えて混ぜ、塩胡椒で味を調える。
ポイント
さといもの下ごしらえは、レンジを使っても良いですが、特有のネットリ感を出すには蒸すのがオススメ。茹でると水っぽくなりやすいですが、蒸せばその心配はいりません。
アボカドとの相乗効果で、マヨネーズなしでも濃厚なサラダに仕上がります。クリームチーズやオリーブを入れているため、白ワインにもピッタリです。
秋の夜長に大人のポテサラで乾杯なんていかがでしょう。
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工学部卒の元SE。
結婚後、「焼肉屋の嫁が野菜ソムリエっておもしろくない?」という興味で野菜ソムリエプロの資格を取得。その後もフードツーリズムマイスターやフードロスゼロ料理アドバイザーなどの食に関する資格を取得し、現在は自治体等と連携しながら農産物のPRや地産地消の推進、食育活動などを行なっている。