今年の夏もスイカをたくさん食べたフリーランスの管理栄養士の飯塚陽子です。
みなさんは、夏になると何を食べたくなりますか?
私は、夏になるとスイカとかき氷を食べたくなります。
ふと自宅でかき氷を食べていた際に、お店のようなふわふわなかき氷を自宅でも食べられたらいいのになっと思い、おうち時間の多い今、大人の自由研究としてふわふわなかき氷の作り方を研究してみました。
下準備
ふわふわなかき氷を作るためには、まずは氷の作り方から一工夫をします。氷を作る際には、水道水ではなく軟水のミネラルウォーターを使いましょう。
凍らせる際は乾いたタオルで製氷カップを包み、冷凍室へ入れます。
タオルに包むことで氷がゆっくりと凍るため、透明度の高い氷を作ることができます。
この氷を削ると、ふわふわとしたかき氷になります。
また、削った氷は溶けやすいため、器は冷凍庫・シロップは冷蔵庫でそれぞれ冷やしておきましょう。
ふわふわなかき氷の作り方
①冷凍庫から出した氷を少し置き、表面を溶かします。
冷凍庫から出したばかりの氷は表面がかたいため、少し置いて表面を溶かしてから削るとふわふわなかき氷に近づきます。
②かき氷機で削ります。
はじめは器を回しながら、器の周りに壁を作るイメージで少しずつ刃の高さを調節しながら削ります。削った氷の壁が器をぐるっと一周したら、中央のくぼみに氷を削り落としていきます。
③スプーンでシロップをかけます。
シロップを一気にかけてしまうとふわふわとした氷が減ってしまうので、スプーンを使って手早く少しずつシロップをかけましょう。
比較してみると
こちらは何も工夫をせずに作ったかき氷です。
ひとつひとつの氷が大きく、ジャリジャリとした食感でした。子どもの頃に夏祭りで食べたかき氷を思い出しました。
こちらは、ふわふわなかき氷の作り方で作ったかき氷です。
こちらの方が、氷がふわふわとした食感でした。先ほどのかき氷よりも高さがあり、お店で食べるかき氷に近づいた印象でした。
おまけ
よりふわふわな食感を求め、自宅にあったカルピスでかき氷を作ってみることにしました。
自宅にあったカルピスは薄めて飲むタイプだったので、少し濃いカルピスを作り、製氷カップで凍らせることにしました。
カルピスで作ったかき氷がこちらです。
削った氷が溶けるのが早いため写真だと伝わりにくいのですが、このかき氷が一番ふわふわとした食感でした。
氷自体がカルピス味でシロップをかける必要もないため、よりふわふわな印象でした。
まとめ
いかがでしたか?
いくつかの工夫で自宅でもふわふわなかき氷を作ることができました。
手軽に作るなら、おまけで作ったカルピスのかき氷のように、自宅にあるジュースを用いるとふわふわなかき氷になるかもしれません。
ぜひ、おうち時間の多い今、色々な飲み物で試してみてください。
フリーランスの管理栄養士
幼少期から食べることや畑が好きで管理栄養士に。
大学時代は小学校の栄養教諭になることを目標として、栄養教諭の教職課程やアシスタントティーチャーとして小学校で学習支援のボランティアを行う。また、在学中に食育指導士を取得し、社会人になり上級食育指導士を取得。小学校の栄養士を経験し、2020年から管理栄養士で料理家のアシスタントを行いつつ、フリーランスの管理栄養士に。