水たこと真だこの違い
スーパーなどで目にするタコは一般的には真だこが茹でて並べられています。
水たこは(生たこ)と表記されていており、刺身用などのシールが貼られている茹でていない状態でスーパーの店頭に並んでいることが多いです。
水たこ
水たこの特徴:年中水揚げされていますが、春が旬です。真だこと比べてサイズが大きいのが特徴です。
真だこ
真だこの特徴:旬は5月〜9月ですが、産地によって11月〜12月が旬として扱われるところもあります。生で食べるには身が硬いため、茹でて売られていることが多いです。
「水たこの美味しいレシピ5選」
「生たこ」とも言われている「水たこ」は生で食べるとたこの甘さや柔らかさが感じられるので、生食を中心に水たこを美味しく食べれるレシピをご紹介します!調理に入る前にまずは水たこの下処理を行っています。
水たこの下処理
調理に入る前に必ずたこの下処理をしてください。
売られているものは使いやすく皮が取られて吸盤も洗ってある場合がありますが、生食で食べる際は念入りにもう一度下処理を行いましょう!
<手順 >
下準備:水たこが丸々入る水量を沸騰するまで沸かしておいて下さい。また水たこを〆る用にボウルに氷に入れて水を貼っておきます。
①たこの足をまずは水洗いします。
②塩を大量に用意して滑りや汚れを揉みながら落としていきます。
③ボウルの中にたこを入れて流水で塩を流して下さい。
④ねめりは完全になくならないので、水を2、3回変えて洗ったらOKです。
⑤煮沸している鍋に洗ったたこを入れて3~5秒茹でます。
⑥取り出して氷水のボウルの中に入れて吸盤など念入りに洗えたら引き上げます。
⑦たこの水気をキッチンペーパーで押し拭きをします。
特に吸盤はしっかり拭き取ってください。揚げ物の時に吸盤の中に水が残っていると油が跳ねてしまいます。お刺身にした時にも水っぽくなってしまうので念入りに拭き取ってください。
⑧刺身用に本身と吸盤を切り離して処理は完了です。
吸盤の皮を持ち上げて身と吸盤の間に包丁を入れていくと剥がれるように綺麗に切り分けられます。
煮物や揚げ物の場合は吸盤はそのままでOKです!
下処理が終わったら生モノなので、雑菌が繁殖する前に調理していきましょう。
冷たいレシピ3選
①水たこのお刺身(1人前)
<食材>
水たこ 15g
しそ 1枚
大根 2cm
<手順>
1.しそを洗ってキッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
2.大根を千切りにして器に盛り、その前にしそを立てて飾りましょう。
3.下処理した水たこを一本丸々とまな板にのせます。
4.端からできるだけ薄く切り落としていきます。
5.切ったタコを2に並べたら完成です。
②水たこのカルパッチョ(2人前)
<食材>
玉ねぎ 1/2玉
水タコ 30g
オリーブオイル 大さじ1
塩胡椒 適量
レモン 適量
<手順>
1.玉ねぎをスライサーまたは包丁で薄切りにします。
2.スライスした玉ねぎを水に晒しておきます。
3.下処理したたこを薄切りに切っていきます。
4.玉ねぎの水気を切ってお皿に並べて、3を上に乗せていきます。
5.盛り付けた材料に塩胡椒・レモン・オリーブオイルを振りかけて完成です。
③水たことトマトのバジル和え(1人前)
<食材>
水タコ 30g
トマト 1個
バジルソース 大さじ1
<手順>
1.トマトの種を取り除き角切りに切っておきます。
2.水たこはブツ切りにしてボウルに移します。
3.2にトマトとバジルソースを入れて合わせます。
4.冷蔵庫で1時間ほど冷やして器に移して完成です。
温かいレシピ2選
①水たことうずらの煮物(2人前)
<食材>
うずらの卵 1パック
水たこ 100g
吸盤 あればお好きな量
醤油 大さじ2
粉末だし 1パック
とろろ昆布 ひとつまみ
みりん 大さじ2
水 200ml
<手順>
1.水に粉末だしと調味料を入れて沸騰直前まで温めます。
2.水タコとをぶつ切りに切ります
3.うずらと水たこを1に入れて弱火で10分煮ます。
4.火を止めて2〜3時間味がしみるまでおけば完成です。
②たこの唐揚げ(2人前)
<食材>
水たこ 200〜300g
醤油 大さじ1
生姜 小さじ1
料理酒 小さじ1
食用油 適量
片栗粉 適量
レモン 適量
<手順>
1.水たこは小さめの一口大に切ります。
2.調味料を食品用袋に入れて1を入れて10分ほど漬けおきします。
3.たこに味が染みたら食品用袋から取り出してキッチンペーパーで余分な調味液を取り除きます。
4.フライパンに油を引いて180℃になるまで熱しておきます。
5.片栗粉にたこを入れてまんべんなく粉をつけたら素早く油に入れていきます。
6.衣が剥がれてしまうので触らずに3~5分ほど揚げます。
7.たこの色が変わり衣に薄ら焼き色がついたらバッドに揚げます。
8.レモンをくし切りに切って、たこの唐揚げと一緒に器に持ったら完成です。
まとめ
生のたこは柔らかく加熱時間も短く扱いやすいので、いろいろな料理に使えます。ぜひ旬の美味しい水タコを食べてみてください。
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▼恭栄丸さんの天然水ダコ
高等学校で調理師の勉強を1年勉強しています。のちに飲食店でキッチンを担当していました。現在は家事代行サービスで作り置きのご飯のご依頼を多数受けております。お子様に好評なレシピもご紹介していきます。