里芋の収獲
植えつき時期にもよりますが収穫時期は9~11月ごろ。
里芋はほかの野菜に比べると栽培期間が長く、収穫まで6か月以上かかることもあるそうです。しっかり根が張っているので、株元から少し離れたところからスコップを入れて土を掘り起こします。
里芋の種類
大きな葉っぱが特徴的な里芋はいくつか種類があります。
代表的なものが土垂(どだれ)。他には、セレベス、石川早生、八つ頭、海老芋など。わたしの住んでいる京都では、おせち料理の一品として棒鱈と海老芋を炊き合わせた煮物が伝統料理として有名です。
里芋の簡単レシピ
里芋は煮崩れしにくいので煮物にピッタリですが、シンプルに素材そのものを楽しめるお野菜なので、今日は簡単に食べられるレシピをご紹介します。
里芋の揚げだし
【材料】
・里芋 お好みの分量で
・片栗粉 適量
・塩
【だし】
・しょうゆ 大3
・みりん 大3
・だし 1/4カップ
【作り方】
1.里芋はやわらかくなるまで蒸します。今回は蒸篭で20分ほど蒸しました。中には顔のように見える面白い形のものも。個体によって顔つきが違うのも魅力のひとつです。
2.里芋が熱いうちに皮をむきます。
3.片栗粉をまぶして油で揚げます。
4.小鍋で沸騰させた出汁に揚げた里芋を加え、小口切りにしたネギなどの薬味をのせて完成。
さっと食べたいときは、塩をまぶして食べるのもおすすめです。ねっとり食感がおいしい里芋は、揚げることで外側サクサク、中はもっちりした食感をダブルで楽しめる料理です!
里芋の保存方法
里芋は寒さや乾燥にあまり強くないので新聞で包み冷暗所で保存しましょう。乾燥に弱いので長期保存する場合は、茹でて皮をむき、冷凍もしくは生のまま冷凍しましょう。
まとめ
この冬にたくさん身体に取り入れたい里芋は、食物繊維が豊富で低カロリーな旬のお野菜。農家から直接食材が届く食べチョクでは、こだわりの里芋がお取り寄せできます。今日ご紹介したレシピの他にも、様々なアレンジでお楽しみください。
【JAグループ】https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=3
フードスタイリスト。旬の野菜で料理をするのが大好きで、季節を愛でる暮らしをしています。温泉ずき。