白だしの魅力は「手軽・時短・コスパ良し・彩り良し」

 

こんにちは。会社員のかたわら、フードコーディネーターとして活動している千葉恵美です。

 

今回取り上げるのは、万能調味料として大人気の「白だし」です。

白だしとは、かつお節や昆布などからとった出汁に白醤油、薄口醤油、みりん、砂糖、天日塩などを加えて作った調味料で、濃縮のめんつゆと同じように料理に応じて希釈して使用します。

 

数年前まではスーパーであまり見かけることがなかった白だしですが、最近では各メーカーからさまざまな種類の白だしが発売され、スーパーでも数多くの白だしが陳列されています。

一度使ったら手放せない調味料と言われる白だしには一体どんな魅力があるのでしょうか。

 

手軽に出汁の風味をプラスできる

昆布やかつお節などから出汁を取ろうとすると手間や時間がかかります。白だしなら本格的な料亭の味を簡単に味わうことができます。

 

調理時間の短縮になる

白だしで味付けすることにより味のバラつきを抑え、調理時間の短縮にも繋がります。

また液体タイプが一般的なので、顆粒タイプの出汁とは異なりお湯で溶かす必要がありません。

冷たく仕上げたいお浸しも白だしをかけるだけで完成します。

 

コスパが良い

塩分濃度が醤油より少し低い程度なので、ほんの少量を薄めるだけで料理の味が決まります。

 

仕上がりのが良い

白だしは白醤油などの色の薄い調味料から作られているので、濃い口醤油を使っためんつゆなどの色の濃い調味料より、素材の色を損なわずに料理を仕上げることができます。

通常煮物にすると茶色くなりがちな人参や大根も綺麗な色を保ったままなので、食卓に彩りを与えてくれます。

 

 

白だしで作って欲しい!食卓が料亭になる料理3選!

「白だしで料亭風!だし巻き卵」

 

材料(2人〜3人分)

・卵 3個(Lサイズ)
・白だし 大さじ1
・水 60cc
・サラダ油 大さじ1〜2

 

作り方

1.卵は白身を切るようにしてよく混ぜ、水と白だしを加えてさらに混ぜます。
2.卵焼き器を中火で熱し、サラダ油を多めに入れます。
3.卵焼き器に油が十分なじんだらキッチンペーパーで拭き取ります。サラダ油を含んだキッチンペーパーは次の工程で使うので捨てないでください。
4.中火のまま卵液を薄く流し入れ、卵焼きの要領で巻いていきます。1回ごとにサラダ油を含んだキッチンペーパーで卵焼き器をよく拭きます。
5.卵液がなくなるまで繰り返し巻いていき、卵液がなくなったら出来上がっただし巻き卵の形を整えて完成です。

 

作り方のコツ

とても柔らかいため箸で巻きにくい場合にはフライ返しを使うと簡単に巻けます。また、出し巻き卵をラップで包んでから巻き簾で巻くとより料亭風になります。

 

参照:https://cookpad.com/recipe/1084233

 

 

「白だしで作るうどんつゆ」

 

材料(1人分)

・白だし 40cc
・水 280cc
・塩 小さじ1/4
・みりん 小さじ1/2

 

作り方

1.材料を全て合わせて火にかけたら完成です。

 

作り方のコツ

メーカーや商品ごとに塩分濃度などが違うので、塩とみりんはお好みで調節してください。

 

参照:https://cookpad.com/recipe/963273

 

 

「白だし炊き込み御飯」

 

材料(4人分)

・米 2合
・ひらたけ 1/2パック
・エリンギ 1/2パック
・しめじ 1/2パック
・油揚げ 1/2枚
・人参 4cm
・白だし 50cc

 

作り方

1.米は洗ってザルにあげ、水気を切ります。
2.ひらたけとエリンギは食べやすい大きさに切り、しめじは根元を切り落としてほぐします。油揚げは油抜きして短冊切り、人参も短冊切りにします。
3.炊飯器に水気を切った米と白だしを入れ、水を2合の目盛りまで加えて少し混ぜ、切った材料を全てのせて炊きます。
4.炊き上がったら茶碗によそって完成です。

 

作り方のコツ

炊き上がった後に10分ほど蒸らすと、米の中までしっかり火が通りふっくらした仕上がりになります。

 

参照:http://www.yamaki.co.jp/recipe/たっぷりきのこの白だし炊き込みご飯

 

 

買って損なし!市販の美味しい白だし

 

 

数ある白だしの中から私が最もおすすめしたいのは、ヤマキの「割烹白だし」です。

1994年に発売を開始し、今では白だしカテゴリシェアNo.1を誇っている商品です。

最近ではCMでもよく見かけるなど白だし人気の火付け役と言っても過言ではありません。

 

鰹の香りがとてもよく、あっさりめのまろやかな味と程よい塩加減で、老若男女どんな方からでも愛される味だと思います。

他のメーカーの白だしと比べて色合いも薄めなので、素材の色を生かしたい料理には最適な白だしだと思います。

 

 

もう一つ紹介したい白だしは老舗の醤油メーカーであるフンドーキンから発売されている「料亭の味白だし」です。

ヤマキの「割烹白だし」は鰹だしですが、フンドーキンの「料亭の味白だし」は鰹だしと昆布だしのバランスがよく、旨味を強く感じます

他のメーカの白だしと比べて味が濃いので、薄味が好みの方は少量使いがおすすめです。スープや煮物など万能で、まさに食卓で料亭の味を再現できるような商品だと思います。

 

参照:ヤマキ創業からの歴史(https://www.yamaki.co.jp/corporate/history/)

 

 

 

まとめ

料理の見た目を綺麗に仕上げたいという目的で白だしを使い始めましたが、今はどんな料理でも白だしを活用しています。

特に唐揚げはおすすめで、下味を白だしにするだけで普段とは一味違う唐揚げ専門店のような味の唐揚げが出来上がります。

ポトフもいつもならコンソメを使いますが、白だしでも代用できます。ゴーヤチャンプルーなど炒め物の顆粒だしの代わりに入れてもいいですし、冷奴やおひたしに醤油の代用としてそのままかけても美味しいです。

使い方色々の白だしを是非試してみてください。

 

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