北海道 Grateful Farmさんから届いたカチョカバロ
食べる牧草にこだわって育てられた牛からとれる「生乳」だけを使って作られたカチョカバロ。Grateful Farmさんがひとつひとつ丁寧に手作りされているそうです。
3つセットでかわいいパッケージに包まれてやってきました。
不思議なかたちは、偶然の産物だったとか?!
袋をきゅっと縛ったようなこの不思議なかたち、実はむかしむかし、牛乳を袋に入れて馬に運ばせていたところ、発酵してチーズのようになってしまったのを食べたのがはじまり、という言い伝えも。
もちろん、真相は定かではありません。
このまま触るとカチカチですが、包丁でスライスしてみましょう。
焼いたときにくずれてしまわないよう、ある程度の厚みでカットします。
残った分はきちんとラップをしてさらに保存袋に入れるなどして、乾燥したり匂いがついてしまわないようにしましょう。
どうしても食べ切れないときは冷凍保存もできますが、風味が落ちてしまうのでなるべくお早めに。
動かさずに焼くのがコツ!
スライスしたチーズをフライパンにのせて、強火にかけます。触りたくなる気持ちをこらえて、焼き色がつくまでじっと待ちます。
焼き色がついたらそっとフライ返しで裏返し、同じように焼き色をつけたらできあがりです。
中はとろとろで流れやすく扱いにくいので、とにかくさっと返してさっと取り出すのがコツ。
たくさんのチーズを焼くと隣同士がくっついてしまうので、注意しましょう。
ベーグルサンドにしていただく
できあがりのチーズはそのまま食べてももちろん美味しいのですが、パンに挟んでみてはいかがでしょう?
こちらはビーツを使った色鮮やかなベーグルに挟んだようす。焼き色がついた部分はカリカリ、中はもっちりとろ〜り。
ベビーリーフを敷き、チーズには塩胡椒をします。分厚くカットしたチーズですが、味はあっさりとしていて油っぽさがないので、ぺろりと食べられちゃいますよ。
いつものおうち呑みにちょっとプラスして、ベーコンやハムと合わせたり、ドライフルーツをのせてワインのお供にしてもいいですよね。
贅沢にハンバーグの上にのせたり、クラッカーといただいたり、いつもとは違う味をつくるアクセントになりますよ。ぜひお試しくださいね。
Grateful Farmさんのカチョカバロはこちらから!
北海道 厚岸郡浜中町 Grateful Farm
焼いてカリッとろ~り話題のチーズ!
カチョカバロ【3個セット】
しぼりたてのミルクからひとつひとつ手作りした、濃厚フレッシュなチーズ。絶妙な塩加減で、どんな食材とも相性抜群です。なかなか出会えないかわいいカチョカバロ、この機会におひとついかがですか?
食のライター・料理家。
書籍や雑誌、webなどで執筆と料理の仕事をしている。アウトドア好きが高じて『メスティンBOOK』(山と渓谷社)、『キャンプでしたい100のこと』(西東社)でアウトドア料理のレシピ監修も行う。『こねこのコットン チアーカフェストーリー』(学研プラス・7/6発売)では、児童向け小説の執筆と、おはなしの中に登場するレシピの開発をしている。5歳と13歳の母。