自宅用のお花はどう買えばいい?
自宅用にお花を買うとき、慣れていないとなかなか選ぶのが難しいものです。値段がよくわからなかったり、一輪だけ買うのも失礼かしら…と、頭をめぐったりしてしまいますよね。
でも、もちろんお花は一輪だけでも買って構いません。
どんな場所に飾る花がほしいか、花瓶はどんなものを持っているか、お花屋さんに相談してみてもいいでしょう。安いものなら1本150円ほどで買えますから、ささやかな自分へのプレゼントになりますよ。
また、買うときのコツは、「大きい花を飾りたいか」「小さな花を飾りたいか」で考えるとわかりやすいかもしません。バラやガーベラなど、花が大きくて存在感のあるものは、一輪だけだったとしても、大きくて高さのある花瓶に飾ってもいいでしょう。
反対に、草花のように可憐でちいさな花は、短くして小さな花瓶に生けたり、何本かまとめて飾るのもきれいです。
小さな花瓶をたくさん持っておく
おすすめしたいのは、小さな花瓶やコップなどを集めておくこと。花束をいただいたときも、最初は大ぶりの花瓶にまとめて生けておき、短くなってきたものは最後までこの小さな花瓶に分けて飾ることができます。
集めるのはどんなものでも構いません。アンティークのものや気に入った空き瓶、和風のものもあると便利です。
▲和風の一輪挿しは節句やお正月などにぴったり。
茎が短くなってもう飾れない……、というときには、お皿に水をはって生けてあげましょう。こんなふうにしておくと、冬場なら1〜2日は眺めることができます。
▲ガラスの器だと、花びらもきれいに見えます。
何を挿してもどこに飾ってもいい
小さな花瓶は食卓だけでなく、キッチンの端やデスク、玄関など、どこにでも置くことができます。やっぱり生の花があるだけで、存在感があります。
買った花ばかりでなく、子どもたちが摘んできた花や、庭で間引いたものなども飾ってみます。
▲こちらはキッチンの一角。
▲これは食べ残したローズマリーと三つ葉。使いきれないハーブをこうして飾るのも◎。
まとめ
毎回花束を買うとなると躊躇してしまいますが、ほんの少しだけ部屋を明るくするつもりで飾ってみてはいかがでしょう。グリーンがちょっとあるだけでも、気持ちが豊かになりますよ。
食のライター・料理家。
書籍や雑誌、webなどで執筆と料理の仕事をしている。アウトドア好きが高じて『メスティンBOOK』(山と渓谷社)、『キャンプでしたい100のこと』(西東社)でアウトドア料理のレシピ監修も行う。『こねこのコットン チアーカフェストーリー』(学研プラス・7/6発売)では、児童向け小説の執筆と、おはなしの中に登場するレシピの開発をしている。5歳と13歳の母。