お庭でゴーヤを栽培中のフリーランスの管理栄養士 飯塚陽子です。
みなさんは、らっきょう漬けはお好きですか?私はカレーライスを食べる際に、どうしても一緒に食べたくなります。
最近は気温の高い日も多くなってきたので、なおさらすっぱいものを食べたくなってきますよね。
そこで今回は、保存食の定番のらっきょう漬けの作り方をご紹介します。
我が家では、2年ぶりにらっきょう漬けを作りました。失敗することが少ないため、保存食作りの入門におすすめです!
簡単に作ることができるので、おうち時間の多い今、ぜひらっきょう漬け作りに挑戦してみて下さいね。
らっきょうとは?
らっきょうは、中国から熱帯アジアに自生していたねぎの仲間で、ユリ科ネギ属です。
香りの成分は、ねぎと同じ硫化アリル。一般的には、大粒の品種が流通しています。
小粒の「花らっきょう」と呼ばれる品種は、らっきょうの最高級品といわれ、植えつけてから丸3年かけて掘り取ります。
他にも、沖縄県の在来種でシャキシャキとした食感が特徴の「島らっきょう」や、若採りのらっきょう「エシャロット」などもあります。
らっきょう漬けの作り方
今回ご紹介するのは、塩漬けにしないで直接甘酢に漬ける直接漬けという方法です。
材料(作りやすい分量)
らっきょう 1kg
穀物酢 2カップ
砂糖 1カップ
塩 25g
とうがらし 2~3本
作り方
(1)らっきょうの皮をむきます。
全てのらっきょうをむき終えました。
(2)水でよく洗います。洗い桶を使うと洗いやすいです。
(3)らっきょうの芽と根を切り落とします。
芽と根を切り終えたらっきょうです。らっきょう漬けらしくなってきましたね。
(4)ザルにらっきょうを入れ、全体にまんべんなく熱湯をかけます。
(5)鍋に調味料を入れ、中火でひと煮立ちさせ、冷まします。
(6)熱湯消毒をした保存容器の粗熱がとれたら、水気をきったらっきょうと輪切りにしたとうがらしを入れ、(5)を注ぎます。
(7)冷暗所で保存します。1カ月後から食べ頃になります。
漬けてから1カ月後のらっきょう漬けがこちらです。(とうがらしを入れ忘れてしまいました…)
まとめ
らっきょうが出回るのは、ほんのわずかな期間のみです。
購入の際には、先端がしっかりと締まっているものを選びましょう。また、すぐに芽が伸びてきてしまうため、購入後はすぐに調理を行ってください。
また、らっきょうを漬ける保存容器は、熱湯消毒をしましょう。
新鮮ならっきょうは食べチョクで!
夏に向けて挑戦したい、保存食の定番「らっきょう漬け」。はじめて作るという方でもお気軽に試していただけます。
新鮮ならっきょうを食べチョクで購入し、ぜひらっきょう漬けを作ってみて下さいね。
愛媛県 今治市 のむら農園さん
穏やかな瀬戸内海の島で育った
栄養満点のらっきょうを
ぜひお試しください♪
三重県 伊勢市 一曜菜園さん
「家族に食べさせたいと思える
おいしくて安全な野菜を作りたい」
そんな想いで育てられた
おいしいらっきょうです。
・新・野菜の便利帳 おいしい編(高橋書店)
・別冊NHKきょうの料理 手づくりがおいしいニッポンの保存食(NHK出版)
・農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1304/01.html
・オタフクホールディングス株式会社
https://www.otafuku.co.jp/product/sp/rakkyousu/recipe/
フリーランスの管理栄養士
幼少期から食べることや畑が好きで管理栄養士に。
大学時代は小学校の栄養教諭になることを目標として、栄養教諭の教職課程やアシスタントティーチャーとして小学校で学習支援のボランティアを行う。また、在学中に食育指導士を取得し、社会人になり上級食育指導士を取得。小学校の栄養士を経験し、2020年から管理栄養士で料理家のアシスタントを行いつつ、フリーランスの管理栄養士に。