お庭でひまわりを育てているフリーランスの管理栄養士の飯塚陽子です。
みなさん、牛すじはお好きでしょうか?私はカレーや煮込みなど、牛すじを使った料理が大好きです。
ふと自宅でもお店のようなとろとろのやわらかい牛すじ料理を食べたいなと思いましたが、やはり牛すじって下ごしらえが大変そうですよね。
しかし、おうち時間の多い今、普段は挑戦しないことに挑戦してみることも楽しいなと思い、食べチョクで山下牛舎さんから購入して下ごしらえに挑戦してみました。
下ごしらえをした牛すじは、前回ご紹介したらっきょう漬けが食べ頃になったので、牛すじスープカレーにしました。
初めて下ごしらえをしましたが、思っていたよりも簡単でしたので、ぜひ挑戦してみてほしいです。
牛すじの下ごしらえ
材料
牛すじ (今回は冷凍されたもの300g)
長ねぎの青い部分 1本分
しょうが 1片
下ごしらえの仕方
(1)牛すじ(冷凍のままでも解凍しても可)・長ねぎの青い部分・薄切りにしたしょうがを鍋に入れ、水をたっぷり入れて強火で煮ます。
(2)煮立ってきたら、アクを取りながら中火で5分程煮ます。
(3)中身をザルに移し、煮汁を捨てます。5分煮た煮汁はこちらです。
(4)鍋にザルに移した(3)を戻し、新しい水をたっぷり入れ、中火から弱火で20~30分煮ます。
30分煮た牛すじがこちらです。
煮込めば煮込むほどやわらかくなるので、今回はさらに10分煮ました。
圧力鍋を使うと10分程煮込むことでやわらかく仕上がります。
煮汁は出汁が出ているので、捨てずに料理に使いましょう。今回は、牛すじスープカレーを作る際に使いました。
牛すじスープカレーの作り方
材料(4人分)
下ごしらえ済みの牛すじ 200g
牛すじの下ごしらえの煮汁 3カップ
たまねぎ 1個
カレールウ(フレークタイプ) 60g
油 大さじ1
塩 少々
作り方
(1)牛すじを食べやすい大きさに切ります。たまねぎは薄切りにします。
(2)鍋に油を熱し、たまねぎを炒めます。
(3)煮汁と牛すじを加えて煮込み、アクが出てきたら取り除きます。
(4)カレールウを加え、塩で味を調えます。
(5)完成です。
まとめ
下ごしらえが大変そうなイメージの牛すじでしたが、思っていたよりも簡単に下ごしらえを行うことができました。
圧力鍋があれば、10分程でやわらかく仕上げることも可能です。
煮汁は、出汁が出ているので捨てずに料理に活用してくださいね。おうち時間の多い今、普段はなかなか行わないことに挑戦してみませんか?
また、今回いただいた牛すじは食べチョクでも販売されています。こちらもぜひご確認くださいね。
フリーランスの管理栄養士
幼少期から食べることや畑が好きで管理栄養士に。
大学時代は小学校の栄養教諭になることを目標として、栄養教諭の教職課程やアシスタントティーチャーとして小学校で学習支援のボランティアを行う。また、在学中に食育指導士を取得し、社会人になり上級食育指導士を取得。小学校の栄養士を経験し、2020年から管理栄養士で料理家のアシスタントを行いつつ、フリーランスの管理栄養士に。