タイ料理・シンプルクッキング研究家、サクライチエリです。

 

ネギが好きで、お蕎麦やうどんの薬味から焼き鳥のねぎままで、今までかなりのネギを消費してきたつもりです。

 

しかし、そのうちの8年間、タイで生活していた時に使っていた白ネギが日本の物とは違う種類だった事にあとになってから衝撃を受けました。

 

そのネギとは、Leek(リーキ)

 

リーキ、リーク、ポロネギや、ポワロとも呼ばれている種類の西洋ネギです。

 

実はこれ、栄養面や使い方によっては、むしろネギ苦手さんが克服出来るのでは?とも思われています。

 

今回はそんなリーキについてご紹介します。

 

リーキと日本の白ネギの違いー見た目と味編

リーキの原産地は地中海沿岸です。ヒガンバナ科で日本のネギと同じ仲間になります。

 

英語の発音ではliːk。フランス語ではポワロー。イタリア語でポロというので、日本ではリーキ、リーク、ポワロネギ、ポロネギと呼ばれています。

 

地域をひっくるめたら「西洋ネギ」が一番さっぱりした呼び名だと、私は思っています。

 

 

リーキの特徴は、普通の白ネギよりも太さが太い他、見た目の一番大きな違いは、緑色の葉の付け根の部分です。

 

日本のネギの葉が筒状なのに対して、リーキは平らな厚い葉が重なってV字を作っています。

 

生食出来ますが、日本の白ネギ程の辛味と香りはありません

 

リーキと日本の白ネギの違い―栄養編

 

ヨーロッパでポピュラーな「リーキ」と日本の薬味の代表選手の1つである「白ネギ」では、栄養価はいかように違うのでしょうか。さっそく食品データベースで調べてみました。

 

カロリーは白ネギが34kcalに対してリーキが29kcal。リーキの方が若干低く、他に特筆すべき栄養素としては、カリウムと葉酸がリーキの方が若干高い事です。

 

カリウムは細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりするのに重要な役割を果たしています。

 

また、葉酸はビタミンB12と共に赤血球を作るので「造血ビタミン」と言われています。

 

何にしろ、どちらのネギも、葉酸、カリウムの他にもベータカロチン、ビタミンB6、C、K共に多く含まれた、栄養価の高い食材です。

 

では、普通のネギを食べていればいいのでは、という話にもなりますが、逆にネギのにおいや辛味が苦手な人には、うってつけの食材と言えます。

 

英語の辞書でも「その味と香りは玉ねぎに似ている」と表現されています。

 

ネギが辛いから、お蕎麦にネギを入れられなかった方、リーキが手に入ったらお試しください。

 

リーキが手に入ったら試してもらいたい食べ方3選

 

ネギが辛いから食べられない」と、お子様風に言い訳する生活から脱却できるかもしれない救世主であるリーキですが、実は日本ではまだ生産量が少ないというのが現実です。

 

食べチョク農家さんの野菜セットにリーキが入っていたら、私なら「高級食材ゲット!」と、いそいそと、リーキありきの献立を考えます。

 

ということで、リーキが手に入ったら試して頂きたい調理法を3つほど、ご紹介します。

 

焼く

リーキは加熱すると甘味が増してトロリとした食感が楽しめます。

 

一番シンプルなのは、ぶつ切りにしてフライパンでころころ転がしながらしっかり焼き色をつけたものに、塩コショウとオリーブオイルだけ合わせたもの。ワインに合う前菜になります。

 

が、もっとお勧めしたいのは、リーキメインのキッシュやグラタンです。

 

 

卵やクリーム、チーズの濃厚な味に負けない甘味ととろみと、リーキの太さによる食べ応えは、ネギで作るのとは一味違います。

 

煮る

 

日本のネギには日本の鍋をお任せして、リーキはポトフなどに長いままドーンと入れて煮込んで、ナイフとフォークで頂くというのは、いかがでしょうか?

 

 

その他、リーキの実力を堪能するには、ビシソワーズがお勧めです。

 

ざく切りにしたリーキとジャガイモを炒めてブイヨンで煮込み、ミキサーにかけて生クリームで伸ばす。

 

これだけで上質な、冷たくても温かくても美味しい、滋養たっぷりスープが出来ます。

 

炒め煮

中華系タイ料理でリーキを使ったお料理があります。

 

 

みじん切りニンニクを炒めて香りが出たら、一口大に切ったタラと斜め切りにしたリーキを加えて焼きつけます。

 

水を加えてナンプラーとオイスターソースで味を調えて、片栗粉でとろみをつけたら出来上がり。

 

軽く火を通すと、程よい歯触りと柔らかさが楽しめて、甘味があるので、ネギが苦手な人でも美味しく頂けると思います。

 

まとめ

日本のネギと同じ栄養価で、ネギ嫌いが克服できそうで、かつオシャレなお料理も作れてしまうリーキ、ご興味を持って頂けたでしょうか?

 

日本のネギでなら、下仁田ネギが一番近いと思っています。いや、実際リーキと間違えて下仁田ネギを買ったのは、他でもない私ですが。

 

この冬は西洋、東洋でも、ネギをたくさん頂いて、風邪知らずでお過ごし下さい。

 

 

リーキ入りの野菜セットは食べチョクで♪

食べチョクにはリーキが入った野菜セットも出品されています。スーパーではなかなか出会えないお野菜、ぜひ確認してみて下さいね。

 

冬のヨーロッパ野菜セット

 

冬においしいリーキと芽キャベツをお届け!10年間のイギリス生活の中で自分が美味しいと感じた西洋野菜を育てたいと思い農業を始めた、Open Pantryさんが育てる西洋野菜をお楽しみください!

 

リーキが入った野菜セットはこちら

 

 

<参考>

・エスビー食品HP

https://www.sbfoods.co.jp/sbsoken/jiten/search/detail/00049.html

・食品データベース

https://fooddb.mext.go.jp/

・健康長寿ネット

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-k.html

・Cambridge Dictionary

https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/leek

・JA長野県

https://www.iijan.or.jp/topic/2016/02/post-6559.php

 

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