管理栄養士で節約美容料理研究家の金子あきこです。

 

世界3大穀物はその地域の環境に適し、たくさん収穫できるものが選ばれてきました。

 

日本人の主食に欠かせない米は、日本で栽培しやすく豊富に生産できたため「日本の国民食」となったわけです。

 

今日はを中心にちょっとした穀物の豆知識をお伝えします。

 

米の豆知識

種類によって調理法を変えれば格別な味に変身。

 

 

日本人には欠かせないお米。

 

米を主食としている地域は、日本をはじめ朝鮮半島、中国南部、東南アジア諸国、インド南部などアジアの国に集中しています。それは稲が温暖で湿気の多い土地を好むからです。

 

日本ではもちもちとしたジャポニカという種類の米ですが、パサパサしたインディカ米はインドやタイなどで食べられています。

 

日本の米は美味しく、「つくづく日本に生まれてきてよかった」と感じますが、パサついているインディカ米もピラフなどを作ればとても美味しくいただけます。つまり、種類によって、調理法を変えれば、その土地の格別な味に変身するというわけです。

 

お米の炊き方は少々水が多くてもOK!

 

 

米の種類が違うと、炊き方も国や地域によりさまざまです。日本は米を水から煮て、最後に水分を米に吸収させる「炊き干し法」です。東南アジアなどでは大量の水で煮て、沸いた所で湯を捨ててそのまま蒸し上げる「湯とり法」や、沸騰した湯に米を入れる「湯だて法」などがあります。

 

こうしてみるとお米の調理法は、水分量が少ない以外はどの調理法でも失敗なくおいしく食べられる形になるということがわかります。

 

日本の炊き方の場合、水分量が多くなってしまっても粥や雑炊にすれば美味しく食べられ、無駄もありません。

 

ベトナムでは米を粉にしたフォーという麺やライスペーパーとしても使われています。日本でもライスペーパーに野菜やエビなどを包んだ生春巻きは人気で彩もきれいで美味しいですよね。

 

「ごはんと味噌汁」がベストな組み合わせの理由。

 

 

米は炭水化物が豊富でエネルギー源になる栄養素ですが、アミノ酸も豊富に含みます。ただリシンというアミノ酸がやや少ないのです。

 

これを補うのが豆類です。日本は大豆を色々な形で食べてきました。味噌や納豆、豆腐などの大豆を加工した製品とごはんを昔から組み合わせてきましたね。ごはんと味噌汁の組み合わせはとても理にかなっている食べ方なのです。

 

朝食に味噌汁がない時は納豆をプラスしたり、外食の際はごはんに味噌汁を組み合わせると、栄養のバランスも整いますよ。 

 

小麦の豆知識

パンと肉の組み合わせはベストだった!

 

 

小麦は粉にしてパンや麺、だんごなどにして、世界でもっとも食べられている穀物です。日本でもパンやうどんなど馴染みが深いですよね。

 

主に中国の北部、北アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどで多く生産され主食とされています。

 

小麦粉を使ったパンの始まりはメソポタミアで生まれた「ガレット」なんだとか。

 

 

小麦粉を加工したパンなどを主食にする国は肉類や乳製品を組み合わせて食べているイメージがありますよね。

 

西アジアや中央ヨーロッパでは食事の際、主食であるパンを中心に食べるのですが、アメリカやヨーロッパ諸国ではパンはおまけ扱いで、豆類やじゃが芋、肉類などをたくさん食べるそうです。

 

小麦は必須アミノ酸のリシン、メチオニン、トレオニンが少ないので、肉や乳製品を食べることで小麦だけでは不足してしまうアミノ酸を補っているのです。

 

栄養素のバランスが自然と取れる組み合わせになっていたなんて驚きです。日本でもパン食の時は肉類やヨーグルトなど一緒に食べますよね。

 

とうもろこしの豆知識

日本でも人気のとうもろこし

 

 

 

穀類とされるとうもろこしは、乾燥されているものをいいます。

 

炭水化物が豊富で食物繊維ビタミンミネラルも豊富です。

 

食品成分表には穀類と野菜類の箇所に「とうもろこし」があります。穀類に掲載されているものは乾燥しているもの。野菜類に掲載されているとうもろこしは胚乳に糖分の多いスイートコーンと呼ばれる甘味種です。

 

 

主にアメリカ大陸の主食であったとうもろこし。乾燥させ粉にして水で練り平焼きしてトルティーヤができました。メキシコの主食です。トルティーヤに肉や野菜を挟んだタコスは日本でも食べることが出来ますね。

 

世界的に見ても、コーンフレークやポップコーン、コーンスターチなど加工されて食べられています。日本でも朝食やおやつとしてコーンフレークを食べますよね。

 

とうもろこしは食物繊維がしっかり摂れるところがメリットです。ポップコーンはスナック菓子ですが、素材そのものをバターと油でいためているので、一番罪悪感のないスナック菓子かもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。

 

日本は3大穀物の世界の調理を上手に取り入れたグルメの国ということもわかりましたね。

 

食事の組み合わせ法など、ぜひ普段の食卓に取り入れみましょう。

 

参考文献・資料

・食べもの大常識(ポプラ社)

・日本食品標準成分表2015年版(七訂)(女子栄養大学出版部)

・トウモロコシノセカイHP

 http://www.toumorokoshi.net/component.html

 

 

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