スーパーの焼きいもを使って時短に
この季節になると、スーパーの入口近くでほかほかに焼き上げられる焼きいも。もちろんそのまま食べても十分おいしいのですが、今回はちょっとアレンジしてみました。
スーパーの焼きいもは、焼きいも専用に作られたさつまいもを使用していたり、石焼きに近い形で焼けるよう工夫を凝らした熱源で焼いていたりする場合も多いので、潰しただけでクリームのようにねっとりとした食感になります。甘みが引き出された焼きいもは、今回のようなお砂糖を使わないレシピにぴったりです。
いももちの作り方
焼きいもと白玉粉をビニール袋に入れて揉み、形を整えて焼くだけの簡単なレシピ。焼きいもの自然な甘さともちもちした食感が子どもに人気の一品です。
材料(6個分)
焼きいも……1/2本(200g)
白玉粉……大さじ1と1/2
ごま油……小さじ2
作り方
1.ビニール袋に皮を取った焼きいもと白玉粉を入れ、揉んで混ぜる。
ビニール袋に入れて混ぜると手が汚れなくて便利!口をしっかり縛ってあげれば、子どもにもお手伝いをお願いできそう。
白玉粉の粉っぽさがなくなれば大丈夫。
生地がゴニール袋にくっついてしまうと成形しづらいので、生地ができたら袋を膨らませます。口をしっかりと持って生地を振ると、こんなふうにビニール袋についた生地が剥がれてしっかりまとまっていきます。
2.生地を6等分して円盤状に成形し、ごま油をひいたフライパンで焼く。
ごま油の香ばしさでさらに食欲をそそるおいしさに。
焼き色がついたらひっくり返し、両面に焼き色をつけましょう。
熱々のうちに食べると、おもちのようなもちもちした食感が楽しめます。夕飯の支度でガスコンロが埋まっているときは、トースターで焼いてもOK!アルミホイルにごま油を薄く塗り、その上に生地を並べて焼きましょう。
余裕があるときには、子どもと好きな形を作って焼いてみるのも楽しいですよ。
まとめ
市販の焼き芋が、一手間でできる簡単なレシピで、子どもにぴったりの”つなぎごはん”になります。
旬のさつまいもを活用して是非試してみてくださいね。
食のライター・料理家。
書籍や雑誌、webなどで執筆と料理の仕事をしている。アウトドア好きが高じて『メスティンBOOK』(山と渓谷社)、『キャンプでしたい100のこと』(西東社)でアウトドア料理のレシピ監修も行う。『こねこのコットン チアーカフェストーリー』(学研プラス・7/6発売)では、児童向け小説の執筆と、おはなしの中に登場するレシピの開発をしている。5歳と13歳の母。