紅茶の国といえば英国。王室御用達の「Fortnum&Mason」で多種多様な紅茶を楽しむ。
フォートナム&メイソン ロイヤルブレンド リーフ 1缶(250g)
エレガントなデザインが目を引く「Fortnum&Mason」は、200年以上前からイギリス王室の御用達として人々に親しまれ、ギフトとしても愛され続けています。また紅茶以外にも優雅なティータイムを引き立てるジャムや蜂蜜、焼き菓子なども取り扱っているので、フレーバーや場面に合わせて、多種多様な紅茶の楽しみ方ができます。
今回は中でも人気の高い「ロイヤルブレンド」と「ブレックファスト」についてご紹介します。蜂蜜のような味が楽しめる「ロイヤルブレンド」はもともと英国王エドワード7世のためにブレンドされた商品で、商品発売以来広く親しまれている伝統的な紅茶です。「ブレックファスト」はインドの北東部のブラマプトラ渓谷で栽培された希少なアッサムの身を使用したリーフティーで、ブロークンの茶葉で香り高く仕上げられているのが特徴です。
場所:・三越日本橋本店
東京都中央区日本橋室町1丁目3−10 日本橋三越本店新館
・東京駅グランスタ店
東京都千代田区丸の内1丁目9-1 フロアB1
営業時間:・三越日本橋本店 10:00~19:30
・東京駅グランスタ店 8:00~22:00
公式サイト:https://fortnumandmason.co.jp/
フランス最高金賞を受賞した「Betjeman and Barton」は、オリジナルなフレーバーが特徴。
「Betjeman and Barton」はイギリスで紅茶を学んだアーサー・ベッジュマン氏が1919年にパリで紅茶の専門店を開いたのがきっかけで創設されたブランドで、今日では世界中の紅茶ファンから愛される有名なブランドに成長しました。その品質の高さの証として、パリの五つ星ホテルや一流レストランで提供されているばかりか、フランスで最も権威のあるグルメ誌「LE GUIDE DES GOURMANS」の紅茶部門で金賞も受賞しています。落ち着いたデザインのパッケージがより高級感を引き立てる商品となっています。
このブランドの特徴の一つとして、伝統的な紅茶とは一線を画した、オリジナリティ溢れるフレーバーが揃うということがあります。例えば、人気商品であるブラックティーベースの「エデン・ローズ」はラベンダー、バニラ、ベルガモットなど香り高いフレーバーにバラの花びらが添えられ、華やかな気分になれる一品。また「アールグレイ フィネスト」も同様にブラックティーベースではありますが、厳選された中国茶とベルガモットにホワイトチップを加えた商品で、より洗練された味わいとなっています。
商品を購入する際はオンラインショップ、または、銀座に店舗もあります。
場所:GINZA SIX店
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2階
営業時間:10:30~20:30
公式サイト:http://www.betjemanandbarton.net/index2.html
パッケージがポップで可愛い、シンガポール流のラグジュアリーティーブランド「TWG tea」
カラフルでポップなパッケージデザインが愛らしいシンガポール創業の「TWG Tea」は、ユニークで個性的な販売店舗、洗練を極めたティールーム、プロのクライアントに向けた国際的な流通網を三本柱とするラグジュアリーコンセプトを掲げています。また密接な信頼関係を築いた生産者から、厳選された上質な茶葉を取り寄せて製造していることも特徴の一つにあげられます。
人気が高い「ブラックティー」は、ベリーの芳醇な香りを感じながらも、口当たりがさっぱりしていて飲みやすいブレンドティー。一風変わった名前の「アールグレイ ジェントルマン」は、コクと深みのあるセイロンティーをベースに良質なベルガモットの香りづけがされた紅茶です。名前の通り、力強くしっかりとした茶葉本来の味をお楽しみいただけるものとなっています。
場所:
・TWG Tea Boutique Ginza
東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座3階
・TWG Tea Boutique Marunouchi
東京都千代田区丸の内 1-5-1新丸の内ビルディングB1
営業時間:
・TWG Tea Boutique Ginza 11:00~21:00
・TWG Tea Boutique Marunouchi 11:00~21:00
公式サイト:
https://www.tokyugf-twg-tea.com/
完全無農薬・有機栽培にこだわった、国産の和紅茶「瀬戸谷もみじ」
「瀬戸谷もみじ」は日本の緑茶品種である「やぶきた種」由来の茶葉を使って生産された純国産紅茶です。完全無農薬・有機栽培で丁寧に作り上げられたこの紅茶は、渋みが少なく自然な甘みが感じられるため、砂糖やミルクを入れずストレートで飲むと、より豊かな味わいを楽しむことができます。
この紅茶の生産者は、静岡県藤枝市を拠点に20数名で活動されている「人と農・自然をつなぐ会」。この会では食べ物の安全・安心を考え、日本における農業のあるべき姿を目指す為に、完全無農薬・有機栽培にこだわっているとか。国産紅茶ということで親しみやすく、自宅や職場でこの紅茶を飲むとき、その向こう側の茶畑の風景や農家の想いにも思いを馳せてみてください。
まとめ
紅茶は、世界最高級のブランドを選んだとしても数千円でセレクトできてしまいます。イートインのあるお店なら、店内で自分の好みに合ったフレーバーを味わい、じっくり選んで買うのも楽しいですよね。また、紅茶は幅広い世代の人から愛されているため、いつもお世話になっている人や大切なご友人にプレゼントしやすいアイテムでもあります。
食べることが大好きな大学二年生。料理、農業、フードロス、地方グルメ旅、子ども食堂、海外への炊き出し…「食」に関することなら何でも知りたくなって飛び込んでしまいます。ライターは初挑戦ですが、これを機にもっと食について勉強できればと思います。