タイ料理、シンプルクッキング研究家、サクライチエリです。さつまいもには様々な品種がありますが、最近は上品な甘さで人気を集めている「シルクスイート」が気になっています。今回はそんな「シルクスイート」について調べてみました。

 

シルクスイートの特徴

 

シルクスイートは、2012年から種苗の販売が始まった比較的新しい品種です。

 

形状が良く食味がベニアズマをしのぐという「春こがね」と、濃い黄色でやや粘質な食感と食味が優れる「べにまさり」を掛け合わせた品種です。名前の通り、シルクのような舌ざわり上品な甘さが特徴となっています。

 

安納芋や紅はるかと比べると糖度は低いですが、しっとりした上品でしつこくない甘みが人気の秘密のようです。さらにこのシルクスイートは、1つの品種で2つの味わいが楽しめるのも特徴です。

 

採れたてで焼くとホクホクした食感に、十分に貯蔵したものを焼くとねっとりとした食感の焼きいもに変わります。

 

貯蔵性にも優れており、出荷時期が8月下旬から翌年4月と長い間楽しめる品種です。

 

シルクスイートの焼きいもを実際に食べてみた

そんな近年人気のサツマイモ、シルクスイートの味わいを知るべく実際に食べてみました。

 

 

 

割ると、ねっとりした風でも、ほくほくした感じでもなくほどよい質感でした。まだ食べてもいないうちから、歯切れの良さを感じられたような気がしました。

 

食べてまず驚いたのは、全く筋っぽさがないこと。甘さもしつこくなく、半分ほどでは全く飽きません。また、同じ品種でも時期によって味わいが異なるため、焼きいもとして人気が高いのが分かります。

 

シルクスイートを使ったおすすめ料理

シルクのような舌ざわりを感じられる「シイルクスイート」の魅力をどうしたら活用できるか考え、焼きいも以外のおすすめ料理を紹介いたします。

 

干しいも

 

シルクスイートなら、筋っぽさがなく上品な干しいもが出来ます。くどくならない甘みに仕上がるので、おやつにも最適です。

 

作り方は意外と簡単。さつまいもを蒸してから皮を剥き、縦に1㎝厚ほどにスライスしたら、風通しの良い場所で数日干すだけです。

 

ポタージュ

 

スイーツばかり思いついてしまいましたが、ごはん系ならポタージュがおすすめです!

 

裏ごししなくても滑らかな食感ですし、くどくない上品な甘さがポタージュの塩味とマッチして、ワンランク上のさつまいもポタージュに仕上がります。

 

まとめ

収穫時期に味わえるホクホクの食感から、じっくり寝かされ熟成された後のなめらかな食感まで、時期によって色々な食感や味わいが楽しめるシルクスイートを是非ご堪能ください。

 

 

 

農研機構

http://www.tohoku-hightech.jp/file/seminar/r1_191217_1.pdf

さつまいも品種詳説

https://www.jrt.gr.jp/var_s/nou_50.html

べにまさり

https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0102/001427.html

春こがね

https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0102/001547.html

マイナビ農業

https://agri.mynavi.jp/2019_04_19_67868/

マイナビ農業

https://agri.mynavi.jp/2020_07_29_125744/

JA町田市

https://www.ja-machidashi.or.jp/agri/einou/23.php

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