ナスの旬は7月~9月。長ナスや米ナス、京都の賀茂茄子など日本各地で数多くの品種が栽培されています。
注目すべき栄養素といえば ”ナスニン”! ナスには紫色である理由ともなっているアントシアニン系の色素ナスニンが多く含まれています。
ナスニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持っており、血栓ができるのを防いだり、コレステロールを下げたり、目の疲労を改善する効果があります。また血の滞りを解消し、全身に血をいき渡らせる効果が高いので美白ケアも期待できます!夏の紫外線でダメージを受けた肌を蘇らせてくれる力強い味方です♪
ほかに利尿効果も高い野菜で、体の余分な水分を排泄し、むくみを解消するのにおすすめです。
【レシピ】ナスの煮びたし
調理時間:20分
[材料 2人分]
・ナス :2本
・ごま油 :大さじ1と1/2
・ショウガ :1かけ
・だし汁 :150ml
・醤油 :大さじ4
・みりん :大さじ3
・きび砂糖 :小さじ2
・青ネギ :適量
[調理方法]
1.野菜を切ります。しょうがは薄切り、青ネギは小口切りにします。ナスは縦半分に切り分けて皮目に3mm間隔で切り込みをいれます。
2.切込みを入れたらさらに縦半分に切り分け、水にさらします。
3.フライパンにごま油、ショウガを入れ熱します。ショウガから香りが出てきたらナスの皮を下にして並べ、皮目から焼きます。
4.皮の部分がきれいな紫色に変わり焼き色がついたら裏返し全面を焼きます。
5.全体にきれいに焼き色がついたらだし汁を加えます。
6.醤油、みりん、きび砂糖を加え、3~5分程煮込み、味を浸み込ませます。
7.器に盛り付け、仕上げに青ネギを散らします。
[ワンポイントアドバイス]
お好みで小口切りにした唐辛子を加えてピリ辛に仕上げても美味しいです! その場合は調味料を加えるときに一緒に加えましょう。
[レシピにおススメな食材]
ナスの煮びたしに特におススメな、とろ~っと食感がたまらない米ナス。
油との相性がよく、
加熱すると中身はトロトロになります!
料理家。大学卒業後、航空会社勤務を経て、本格的に食の世界へ。自宅にて料理教室「ごぼう茶.com」を主宰。フードコーディネーターとして、大手企業のメニュー開発やフードスタイリング、レシピ提供など食に関するあらゆる分野にて活動中。