さつまいもが日本で広まった理由は?

 

さつまいもは熱帯アメリカで生まれました。紀元前800〜1000年に中央アンデスで栽培され、後にヨーロッパに渡ります。しかし、ヨーロッパでは土地の気候が涼しく、環境が合わなかったため、あまり作られていませんでした。

 

その後、気温が高いアフリカやインドなどに持ち込まれ、世界に広まっていきます。

 

日本には1600年頃に中国から伝わってきました。琉球(現在の沖縄)から、今の鹿児島県である薩摩に流通したため、さつまいもと呼ばれています。

 

さつまいもが日本に定着した背景には、当時の将軍である徳川吉宗と蘭学者の青木昆陽(1698〜1769)の存在がありました。日本は1732年(享保17)に、「享保の大飢饉」と呼ばれる大規模な飢饉に見舞われます。

 

事態を把握しようと考えた吉宗が、長崎出身の近臣に九州の様子を聞いたところ、さつまいもを生産している薩摩では餓死者がほとんど出ていないことを知ります。この事実から吉宗は、さつまいもの栽培が飢饉の解消になるのではと考えたのです。

 

そこで、かねてよりさつまいもの研究をしていた青木昆陽とともに、庶民の間にさつまいもの栽培方法や食べ方を広めていきました。こうして、関東地方からさつまいもの栽培が根づき、全国に伝わっていったのです。

 

さつまいもの豆知識

皮が黒くなっていても食べられる?

さつまいもの皮が黒くなっているのを見たことはありませんか? 実はこの黒くなっているものの正体は、「ヤラピン」というさつまいも特有の成分なのです。

 

これはさつまいもを切ると出てくる白い汁なのですが、まれに皮についてしまうことがあります。皮についてから時間が経つと、黒い色に変わるのです。ヤラピンがつくと見た目が少し悪くなりますが、体に害はないので安心して皮ごと食べられます。

 

さつまいもはレンジ調理OK?

 

さつまいもはレンジ調理には向きません。レンジで長時間の加熱をした場合、さつまいもから火が出る場合があるからです。

 

電子レンジが食材を温めるしくみは、マイクロ波で水分を振動させ、摩擦熱を起こし温めています。そのため、水けが少ないさつまいもをレンジで加熱させると、火災の原因になってしまうのです。

 

もし、ご家庭で焼き芋を作るのであれば、オーブントースターや焼き芋専用のトースターを使用することをおすすめします。

 

【簡単レシピ】さつまいものきんぴら

 

さつまいもは、皮にも栄養があるのです。今回は皮も一緒に使ったレシピを紹介します。

 

〈材料〉

・さつまいも…中一本(200g)

・サラダ油… 大さじ1

A・砂糖…大さじ1

A・しょうゆ…大さじ1.5

A・酒…大さじ1

・ごま油…大さじ1

 

〈作り方〉

 

1.さつまいもをよく洗い、皮をむかずに薄切りにする。切ったいもを横幅1.5cmくらいに切り、水につける。

 

2.さつまいもをボウルから出し、しっかりと水けをとる。フライパンを熱してサラダ油を回し入れ、中火にする。

 

3.さつまいもを入れ、火が通るまで炒める。

 

4.竹串で刺してスッと通るくらいになったら、Aの調味料を加えてたれを絡める。ごま油を加えて混ぜ合わせたら完成。

 

まとめ

さつまいもは腹持ちもよく、節約したいときにもおすすめの食材です。秋にむけてをむかえる、さつまいも料理を作ってみませんか?

 

▼この記事を読んだあなたにおすすめ

 

さつまいもの美味しさを最大限に堪能!品種別の食べ方まとめ【保存版】

 

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参考

キリンホールディングス https://wb.kirinholdings.com/about/activity/foodculture/08.html

国民生活センター https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2020_18.html

さつまいもアンバサダー協会 https://sweetpotatoes.jp/column-amaya-range/

コープ北陸事業連合 https://www.coop-hokuriku.net/qa/90

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