管理栄養士、お野菜レシピ考案家のいまむらゆいです。定番の夏野菜のひとつ、ピーマン。ピーマンを食べるとき、切り方にこだわりはありますか?

 

実はピーマンは、料理によって切り方を工夫するだけで、楽しみ方が何倍にもなり、味わいが変わる野菜です。そんなピーマンの切り方に合わせたおすすめの料理もご紹介します。

 

ピーマン写真

 

ピーマンのあれこれ

ピーマンは健康と美肌作りに効果的!

ピーマンの断面の写真

 

ピーマンは、苦味の他に特有の青臭さを持っています。これは「ピラジン」という香り成分によるもので、血液の流れをよくする効果があると言われています。

 

栄養素の面から見るとビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは栄養素の中でも加熱などにより壊れやすい性質を持っていますが、ピーマンのビタミンCは比較的壊れにくく、加熱調理にも向いています。

 

油で調理をすると、香りや苦味を和らげることもできます。

 

さまざまな品種が登場

ピーマンの様々な種類の写真

 

ピーマンにはさまざまな品種があります。ピーマンの苦味や香りを抑えた「こどもピーマン」や細長い形の「バナナピーマン」など見た目も味も個性豊かです。

 

パプリカもピーマンの一種で、甘みがあり、独特の香りが少なく、見た目にも鮮やかです。

 

ピーマンの切り方別の特徴&オススメ料理

 

切り方によって味わいの変わるピーマン。ピーマンを楽しみ尽くすなら、料理によって「切り方」を変えるのがポイントです。切り方の特徴とそれに合わせたオススメの料理をご紹介します。

 

縦切り

 

ピーマンの繊維は、縦に走っています。そのため、繊維にそうように包丁をいれると、口に入れたときに苦味を感じにくいという特徴があります。

 

繊維を壊さないことで、シャキシャキとした食感がしっかりと残り、歯ごたえを楽しめる切り方です。

 

縦切りピーマンのオススメ料理

 

きんぴら

 

きんぴらピーマンの写真

 

縦に細切りにしたピーマンとにんじんをごま油で炒め、しょうゆとみりんで味付け。歯応えのある根菜類には、縦切りにしたピーマンを合わせるとバランスが良くなります。

 

苦味の感じ方も穏やかで、お子さまも食べやすい一品です。

 

煮物

 

ピーマンの煮物の写真

 

縦半分にしたピーマンと厚揚げを白だしで煮れば出来上がり。ピーマンの風味が煮汁に逃げにくいので、味がぼやけにくく、おいしく仕上がります。

 

油を使っていないので苦味が薄まらず、ピーマンの味が引き立ちます。

 

横切り

ピーマン横切りの写真

 

繊維を断つように切る横切りは、生のまま食べると苦味を感じやすいのが特徴です。食感は縦切りに比べて、繊維を断っているので、食べやすくなります。

 

サラダに加えても他の食材と馴染みやすくなります。また、横切りは火が通りやすいので、短時間の加熱でも適度に柔らかい仕上がりになります。

横切りピーマンのオススメ料理

 

ピザトースト

 

ピザトーストの写真

 

ピザソースやケチャップを塗った食パンに、輪切りのピーマンとお好みの具材をのせてチーズをかけて焼くだけ。

 

トースターでの数分の加熱でも火が入りやすいので、ピザトーストには薄めの横切り(輪切り)がオススメです。歯切れが良く食べやすく、ほどよい食感を楽しめます。

 

ピーマンと豚肉の生姜炒め

 

ピーマン豚肉生姜炒め

 

横切りの歯切れの良さを生かしつつ、ピーマンの苦味をより楽しみたいときにおすすめなのが、太めの横切り。下味をつけた豚肉と1.5cm程度に横切りにしたピーマンを炒めあわせれば完成です。

 

斜め切り

ピーマンを縦切りしている写真

 

縦切りと横切りの良いとこ取りをした斜め切り。繊維に対して斜めに包丁をいれることで、繊維をほどよく断ち切ることができます。

 

縦切りよりも火の通りが良く、横切りよりも適度な食感を楽しめます。まさに良いとこどりの切り方です。

 

斜め切りピーマンのオススメ料理

 

ピーマンの肉巻き

 

ピーマンの肉巻き

 

縦半分に切り、斜め切りにしたピーマンを薄切りの豚肉で巻き、焼き目をつけて味付けをすれば完成!

 

食感を残しつつ、歯切れのいい斜め切りは、肉巻きに最適。ピーマンを縦切りにするよりも火が通りやすいので、食べやすくなります。

 

乱切り

ピーマンの乱切り

 

乱切りは他の食材と合わせたときに、ピーマンの存在感を最も出せる切り方です。炒めても食感と味が変わりにくいので、しっかりとした味付けにも負けません。

 

ピーマンの先の方から回すように切ると、最後に種の部分だけが残るので、種をとる手間も省けて調理の作業性も良い切り方です。

 

乱切りピーマンのオススメ料理

 

ピーマンと厚揚げの甘酢炒め

 

 

 

乱切りのピーマンと一口大に切った厚揚げと根菜類を炒め、甘酢で味付け。ごろっとした食材や根菜類と合わせるときには、乱切りがおすすめです。

 

見た目にも統一感ができ、ピーマンの存在感も際立つので、見栄えがより良くなります。

 

ピーマンの切り方番外編【丸ごとピーマン】

 

 

ここまで、ピーマンの切り方の特徴をご紹介してきましたが、実はピーマンは切らなくても、ヘタやタネまで丸ごとおいしく食べることができるんです!

 

包丁を入れないことによって、苦味を感じにくく、じっくりと火を通せば甘みが倍増します。

 

加熱する際は、破裂を防ぐために包丁で少し切れ目を入れるか、軽く手で潰すようにしてから調理するのがポイントです。

 

丸ごとピーマンのオススメ料理

 

丸ごと焼きピーマン

 

焼きピーマン

 

包丁で少し切れ目を入れたピーマンを3分ほどレンジでチン。フライパンで焼き目をつけて、しょうが醤油でいただきます。

 

丸ごとのピーマンにかじり付くとピーマンと思えないほど、とってもジューシー!水分や旨みが中に閉じ込められ、甘みも引き出されます

まとめ

 

 

ピーマンは彩りや味のアクセントにもなり、食卓で使いやすい野菜です。普段食べる機会も多いからこそ、切り方を工夫することで新しい美味しさを発見できるのではないでしょうか。

 

今回ご紹介した縦切り、横切り、斜め切り、乱切り、丸ごとでの食べ方は、それぞれに違った魅力があります。

 

ぜひ切り方の工夫を楽しみながら、ピーマンを味わい尽くしてみてくださいね。

 

ピーマンの詰め合わせはこちら

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