資生堂が発表!クコの実は体の内側から紫外線対策ができ、美白効果があります。
こんにちは。会社員のかたわら、フードコーディネーターとして活動している千葉恵美です。
今回取り上げるのは、クコの実です。
クコの実は中国原産のナス科クコ属の果実で、別名ゴジベリーとも呼ばれています。環境変化に強く生命力のある植物のため、中国では古来より薬膳の食材として重宝されていました。
日本でも中華料理店でメニューの写真を見てみると、さまざまの料理にクコの実が活用されているのに気付くと思います。
クコの実は以前より栄養価の高い食材として注目されていましたが、最近では大手化粧品会社である資生堂がクコの実の驚くべき研究結果を発表したことにより大きな注目を浴びて、一時期はスーパーでも品薄になるほどでした。
資生堂が発表した研究結果は、クコの実の摂取により2つの効果があることを世界で初めて発見したというものでした。
1.紅斑と黒化を抑える効果
2.黒化した肌の回復を早める効果
(紅斑=赤くひりひりした日焼け、黒化=色素沈着)
日焼けや色素沈着を抑え、色素沈着の回復を早めるということは、美白効果があるということです。
紫外線対策といえば日焼け止めを塗ったり体の外側から対策するのが一般的ですが、クコの実を摂取することにより体の内側からも紫外線対策ができます。体の内側からも外側からも紫外線対策をして健やかな肌づくりを目指しましょう。
参照:
資生堂ニュースリリース(https://www.shiseidogroup.jp/releimg/1810-j.pdf)
資生堂HP(https://www.shiseidogroup.jp/rd/report_f/kuko.html)
クコの実の食べ方はデザートからスープまでさまざまです!
クコの実は干しぶどうのようにそのまま食べることもできますが、料理に入れたりデザートに混ぜたり添えたりして食べる方法もあります。杏仁豆腐の上に乗せるだけではない色々な食べ方を紹介します。
・クコの実茶(お湯を注いで、少量のハチミツを加えて作ります。)
・クコの実酒(焼酎に漬けると甘みのあるリキュールに仕上がります。)
・クコの実ご飯(ご飯にクコの実を入れて炊くだけで、ほんのり色づいた薬膳ご飯になります。)
・クコの実ジャム(クコの実50gに対して、水200ml、砂糖50gが目安です。)
・おかゆやスープに入れる(参鶏湯とは特に相性抜群です。)
・ヨーグルトやシリアル、アサイーなどに混ぜる(彩りもよく、健康志向の方におすすめです。)
・りんご酢とハチミツで酢漬け(クコの実50gに対して、ハチミツ25g、リンゴ酢50mlが目安です。手作りお菓子の材料として活用できます。)
・サラダのトッピングにする(サラダが一気にオシャレな雰囲気になります。)
・ドレッッシング(市販のドレッシングに加えるだけで特別感のあるドレッシングになります。)
まとめ
杏仁豆腐の上に乗っている赤い実というだけのイメージだった方にもクコの実の魅力が伝わっていれば嬉しいです。
そのまま食べても優しい甘さで美味しく、クセもないので飽きずに色々な料理に取り入れられるのもいいですよね。
スーパーフードと言われるだけあって、クコの実には底知れぬパワーと愛され続ける理由がありました。日々の食卓や小腹が空いた時のおやつに取り入れ、美味しく健康を目指しましょう。
スーパーフードといえば、オレンジチェリー(食用ほおずき)をご存じですか?
専門学校卒業後、ITベンチャー企業に入社。飲食関連のWEBメディアの運営に携わり、フードコーディネーターとしても活動。現在、芸能事務所のMD事業部で化粧品とファッションの企画に携わる。料理、化粧品、美容、健康の知識を活かして執筆活動中。