様々なお米について

そもそも、ご紹介するこの5種類のお米(白米、玄米、発芽玄米、赤米、黒米)は何が違うのか、いまいちわからないという方も多いのではないでしょうか。

 

簡単に説明しますと、私たちがいつも食べている白米を精米する前の状態が玄米玄米を水に浸して少しの間寝かして発芽させた状態が発芽玄米になります。

 

また赤米、黒米はどちらも古代米の一種で、一般的な食べ方としては玄米の状態のまま白米と一緒に炊いて食べます。

 

つまり白米、玄米、発芽玄米はお米の種類は同じですが加工段階が異なるもので、赤米と黒米はそもそも別の種類のお米という事です。

 

 

白米

主食の中でも代表的な白米には炭水化物をはじめタンパク質やカルシウム、鉄分、ビタミン、食物繊維が含まれています。

 

中でも炭水化物が多くの割合を占めているため「白米は太りやすい」というイメージがついていますが、決して炭水化物は悪者ではありません。炭水化物は糖質と食物繊維に分解され、糖質の方だけが体の中に消化されるものです。ダイエットにおいてこの糖質というのもが大敵とされていますが、本来糖質は人間の脳にとって唯一のエネルギーであるため、必要不可欠な存在となっています。

 

参照元:

JA全農やまぐち http://www.yc.zennoh.or.jp/rice/healthylife/healthy1.html

象印 https://www.ricemile.jp/gohan/nutrition/

成分表 https://www.eatsmart.jp/do/caloriecheck/detail/param/foodCode/0000000001088

 

玄米

「玄米=ダイエットにいい」というイメージがかなり広まっていますが、その理由は「カロリーが低いから」ではないんです。

 

実は白米と玄米のカロリーはほとんど一緒。異なるのは副栄養素と呼ばれるビタミン、ミネラル、食物繊維の含有量なんです。この副栄養素たちの働きによって食べ物は消化されていきます。

 

つまり摂取した食物のカロリーをしっかりと代謝することに玄米は役立っているため、ダイエットに効果的とされているのです。

 

参照元:

JA全農やまぐち http://www.yc.zennoh.or.jp/rice/healthylife/healthy1.html

マイセン https://www.maisen.co.jp/jiten/genmai-eiyo.html

 

 

発芽玄米

 

発芽玄米とはその名の通り発芽させた玄米のことです。発芽させた状態とはつまり、種として眠っていた生命が活動を再開させた状態なので、玄米より高い栄養価を持ったお米と言えます。

 

発芽したことで糠が玄米よりも柔らかい状態になっているので、白米と同様の手順で炊くことができてとても食べやすいです。

 

中でも含有量の多いGABAと呼ばれるアミノ酸の一種は血圧降下、中性脂肪増加抑制、ストレス軽減など様々な効用が期待できるとされています。

 

参照元:

http://www.mfbr.org/hatsugagenmai.html 

NHK http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005402410_00000&p=box 

たまな商店 https://tamana-shop.jp/kenkocolumn/br20160715/

http://www.gabastress.jp/effect

 

 

赤米

食べチョクより

 

赤米は古代米の一つであり、日本に初めて伝わったお米だと言われています。かつては神事で赤飯を炊く時に使用されていたと言われています。

 

白米と違ってぱさぱさとした食感であるため、白米3合に赤米大さじ2杯くらいの割合で炊くのがおすすめです。

 

白米に不足しているカルシウムやカリウム、ビタミンB群も補うことができますし、ごはん全体がうっすらときれいな桜色になり、見た目も華やかになります。

参照元:https://www.kenkoutuuhan.com/akamaikan_ad1.html

 

黒米

食べチョクより

 

黒米は玄米の糠の部分に紫黒色系色素を含んだお米で、赤米のように白米1合に対して大さじ1杯くらいを目安に炊くとごはん全体が鮮やかな紫色になります。その際に塩を軽く一つまみ入れるとよりおいしく炊くことができます。

 

また普通に炊飯すると硬さが残ってしまうため2時間以上浸水してから炊くのがおすすめです。

 

黒米の種皮部分にはブルーベリーに含まれるポリフェノールの一種が含まれています。中国では薬米とも呼ばれ、薬膳料理にも使われており、食物繊維やマグネシウムを多く含んでいます。

 

参照元:

http://www.zyr.co.jp/kuromai/kuromaitakikata.html     

http://www.bestamenity.co.jp/culture/kind/kind01/

 

 

まとめ

玄米をはじめとするいろいろな種類のお米には、白米以上にたくさんの栄養素が入っていることがおわかりいただけたでしょうか?

 

こうしたお米たちを日々の食事に上手に取り込むことで、より健康な食生活が実現できると思います。

 

今までなんとなく白米以外のお米が気になっていた人は、ぜひとも今日からチャレンジしてみましょう!

 

【無農薬・無肥料 自然栽培 天日干し】古代米・雑穀よりどり4個

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