マクワウリはメロンの仲間で、韓国でもポピュラーな果実です!
こんにちは。会社員のかたわら、フードコーディネーターとして活動している千葉恵美です。
今回取り上げるのは、マクワウリです。
マクワウリはウリ科キュウリ属の植物の果実でメロンの仲間です。
マクワウリの基準品種は黄金マクワと呼ばれるアメリカンフットボールのようなは形の黄色の品種ですが、皮が緑色のものや縦じまが入ったものまで様々な品種があります。
2世紀頃から美濃国(岐阜県南部)の真桑村(現:本巣市)でよく作られていたことから、その地名をとって真桑瓜と呼ばれるようになったと言われています。
韓国ではチャメと呼ばれており、スイカやブドウなどと同じ位一般的で親しまれている夏の果実の一つです。
マクワウリの旬は夏です。出荷のピークは7月に入ってからでお盆の時期に出荷のピークになります。
お盆のお供え物にも欠かせない果実です。
美味しいマクワウリの選び方
マクワウリはメロンほど甘くありませんが、あっさりとした甘みが特徴です。
熟しきっていないメロンとキュウリを足して2で割ったような味という印象です。
美味しいマクワウリは甘みが強くて適度な水分を含んでいるものです。
味も食感もいいマクワウリを選び方を知って、購入するときに是非役立てて下さい。
・果皮の黄色が濃いもの
・果梗元の周囲に輪が入っているもの
・重量が軽めのもの
・茶色く変色した部分や傷などがないもの
持ったときに重く感じるものは水分や種が多く、味が薄い可能性が高いので、選ぶのは避けましょう。
果皮の黄色が濃いものは美味しく熟したサインです。
八百屋などで売られているものは未熟なものが多いため、固く香りが出ていない場合には室内で常温のまま追熟するようにしましょう。
十分に甘い香りが立ってきたら食べごろです。
漬物やスムージーにも最適!マクワウリの美味しい食べ方
みずみずしくてとあっさりとした甘み、シャキシャキとした食感が魅力のマクワウリなので、メロンのように放射状に切ってスプーンですくったり、皮を剥いてそのまま食べてももちろん美味しいです。
夏に冷蔵庫で冷やして食べると暑くて火照った体に染み渡るような贅沢感があります。
適度な水分があり、味にクセがない野菜なので、漬物との相性も良いです。
漬物にする場合は、甘酢漬けがおすすめです。酢・水・砂糖を1:1:1で混ぜて甘酢を作れば、数時間漬けるだけで手軽に前菜が作れます。
爽やかな甘みなのでスムージーにしても美味しく食べることができます。
バナナやベリー類などのお好みのフルーツと一緒にミキサーにかければ簡単にスムージーが完成です。
マクワウリの皮を剥いて果肉部分を粗みじん切りにして、冷凍庫で凍らせれば、夏にぴったりのシャーベットになります。
砂糖を入れる必要もなく、すっきりとした甘みで美味しいです。
まとめ
マクワウリは八百屋さんで見かけることは少ないですが、とても万能な野菜です。
ピクルス液に漬けて食べてもとても美味しいです。
完熟したものはデザートやスムージーにして食べて、熟していないものは漬物にして食べるといいと思います。
八百屋さんで見つけたら是非手にとってみてください。
専門学校卒業後、ITベンチャー企業に入社。飲食関連のWEBメディアの運営に携わり、フードコーディネーターとしても活動。現在、芸能事務所のMD事業部で化粧品とファッションの企画に携わる。料理、化粧品、美容、健康の知識を活かして執筆活動中。