しょうがの独特の辛みと香りは、ジンゲロールやショウガオールによるものです。これらの成分には、血行を促進し、身体を温め代謝を高める作用や抗炎症作用があります。
他にもしょうがには食材の生臭みを消す消臭作用や抗菌・殺菌作用があることでも知られていますね。食材が傷みやすい夏の季節に大活躍の食材ですね。
薬味として使用したり、すりおろしたしょうがをはちみつと炭酸で割りジンジャエールしたりと、様々なシーンで大活躍のしょうが!ぜひ旬の時期に取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回はぶっかけうどんに薬味として添えていただきます!
かしわ天のぶっかけうどん
調理時間:30分
材料 2人分
・生うどん :2玉
・うどんつゆ :適量 ※冷やしておく
・万願寺唐辛子 :2本
・さつまいも :1/4本
・鶏むね肉 :1枚(約250g)
(鶏肉用下味調味料)
・塩 :適量
・コショウ :適量
・酒 :大さじ1/2
・しょうゆ :大さじ1/2
(揚げ衣)
・卵 :1個
・冷水 :大さじ3
・薄力粉 :大さじ3
・片栗粉 :大さじ2
(仕上げ用)
・かいわれ大根 :適量
・しょうが :1/2片
・うずらの卵 :1個
・七味唐辛子 :適量
・シークワーサー :1個
調理方法
1.野菜を切ります。さつまいもは薄めに輪切りにします。万願寺唐辛子はへたの部分を落とし、斜め半分に切ります。しょうがはすりおろします。
2.鶏むね肉は斜めにそぎ切りにし、塩、コショウをします。小さめのボウルに移し、下味調味料で和えます。
3.揚げ衣を作ります。ボウルに卵を割り入れ、冷水を混ぜます。薄力粉と片栗粉を加え、さっと混ぜ合わせます。
4.野菜と鶏肉を揚げます。フライパンに油を入れ熱します。さつまいもと万願寺唐辛子を③の衣で絡め中火で揚げます。同様に鶏肉も揚げます。
5.うどんを茹でます。袋の表示に従い茹でます。茹で上がったら流水で洗い、氷水で手早く冷やし、しっかりと水気を切ります。
6.器にうどんを盛り付けます。揚げた野菜とかしわ天を乗せます。薄らの卵を中央に落とし、かいわれ大根としょうが、シークワーサーを添えます。全体にうどんつゆを回しかけます。
ワンポイントアドバイス
お好みのお野菜を一緒に揚げて添えてください。大根おろしを添えてさっぱりといただくのもおすすめですよ!
今回ご紹介したしょうが
食べチョクでは、生産者さんこだわりのしょうがを楽しめます。すりおろしたときの香りの良さや食べたときに感じるしょうがの旨味は料理をより美味しくします。ぜひ今回ご紹介したうどんでしょうがの良さを実感してみてください。
料理家。大学卒業後、航空会社勤務を経て、本格的に食の世界へ。自宅にて料理教室「ごぼう茶.com」を主宰。フードコーディネーターとして、大手企業のメニュー開発やフードスタイリング、レシピ提供など食に関するあらゆる分野にて活動中。