より自然に近い養鶏方法で産まれた卵=平飼い卵!

 

こんにちは。

会社員のかたわら、フードコーディネーターとして活動している千葉恵美です。

 

今回取り上げるのは、平飼い卵です。

平飼いとは、鶏を鶏舎内や養鶏場の屋外で放し飼いにする飼育方法のことです。

その飼育方法により育った鶏が産んだ卵を平飼い卵と呼びます。

 

日本では、ケージの中で飼育するケージ飼いが主流のため、飼育に手間がかかる平飼いされた鶏の卵は市場にほとんど出回りません。

 

平飼いとケージ飼いのそれぞれの特徴をご紹介します。

 

■平飼い

 

・生産性よりも鶏ににストレスを与えないことを最優先に考えた飼育方法です。
・雄鶏も一緒に育てるため、生産効率が悪く、コストがかかります。
・鶏が地面を自由に動き回ることができるので、健康に育ちます。
・体に砂を浴びせる「砂浴び」で、皮膚や羽毛についた寄生虫などを落とすことができるので、体や羽毛を清潔に保つことができます。
・雄鶏と雌鶏が同居しているため、90%ほどは交尾して産まれた有精卵になります。

 

■ケージ飼い

 

・日本の養鶏におけるケージ飼いの割合は約95%です。
・平飼いよりも多くの羽数を飼育できるので、生産効率の高い飼育方法です。
・エサやりや集卵などの管理がしやすく、大量生産できるため、卵を安くできます。
・雌鶏のみケージで飼育される環境がほとんどで、その場合は無精卵を産みます。

 

平飼いは鶏本来の習性にあった飼育方法なので、生命力あふれた卵が産まれます。平飼いがコストがかかるため平飼い卵の価格はやや高めですが、より自然に近い養鶏方法という点を支持して選ぶ方も増えています。

 

 

【食べてみた】平飼い卵は、たしかに甘くて美味しかった!

 

市販のケージ飼い卵と平飼い卵を食べ比べてみたところ、たしかに平飼い卵は甘くて美味しく感じました。

ただ、採れた時期も飼料も違う卵だったため、それが鶏の飼育方法による味の違いか分からず、今回ケージ飼い卵との比較はできませんでした。

 

私が平飼い卵を食べて一番感じたのは、その貴重さと価格の高さからひとくちずつ大切に味わいたいという気持ちが増し、さらにこだわりのある食材のため暮らしが豊かになるような充実感も感じました。

 

ケージ飼い卵より自然に近い養鶏方法で産まれた平飼い卵は、飼育背景がわかるので安心感を感じる方も多いと思います。食の安全性の問題が取り沙汰される現代社会では、安心できるという要素で食材を選ぶことも大切ですね。

 

平飼い卵を購入するならネット通販がおすすめです!

平飼い卵は大型スーパーでもほとんど出回っておらず、購入するならネット通販の一択になると思います。

ネット通販なら、どんな環境で飼育されて、どんな飼料を食べて、どんなこだわりがあるのか情報を知ってから購入できるので、安心して食べることができます。

 

例えば、食べチョクでは栃木県芳賀郡益子町にある「薄羽養鶏場」酵母を与えて育った平飼い卵が販売されています。

 

この平飼い卵は、抗酸化作用やストレス軽減や老化防止効果が見込めるアスタキサンチンを作り出す自然由来のファフィア酵母を飼料に使うなど、何から何まですごいこだわりです。

 

詳しく見てみる

 

まとめ

卵はほとんど毎日食べる食材だからこだわりたいですよね。

平飼い卵のおすすめの食べ方は卵かけ御飯と出し巻き卵です。なるべくシンプルな味付けのほうが、素材の味が味わえて贅沢な気分になれます。

 

平飼いをしている養鶏場は水や土や飼料にもこだわっているところが多いと思うので、飼育方法だけではなく総合的に美味しくなる要素が詰まっていると感じます。なので、平飼い卵は本当におすすめです!

 

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