ゴーヤの旬は6月~8月です。未熟な果実を野菜として利用するウリ科の植物です。沖縄料理ブームの影響から広く知られるようになったゴーヤですが、正式名は生物学ではニガウリ、農学ではツルレイシといいます。
独特の苦みが特徴的で、何となく「体に良さそう」なゴーヤ。でも具体的な栄養価については、知らない人多いのではないでしょうか。なんと、ゴーヤは健康だけではなく、美容に嬉しい効果をもたらしてくれる優秀なお野菜なんです!
ゴーヤは一般的に栄養価が高いと言われる野菜をも上回るほどの栄養価があります。ビタミンCにおいては、トマトの5倍、レモン2倍という高含有率です。しかも、ものすごく高品質。高い抗酸化作用があり、活性酸素を除去してメラニンの生成を防ぐので、夏に特に気になるシミ、そばかすを防止することができます。しかも、このビタミンCは加熱しても壊れにくいのです。まさにゴーヤチャンプルーがおすすめです!
ゴーヤチャンプルー
調理時間:30分
[材料]
[材料2人分]
・ゴーヤ :1/2本
・モヤシ :1/4袋
・島豆腐 :1/4丁
・豚小間切肉 :50g
・塩 :少々 ・コショウ :少々
・酒 :小さじ1/4
・塩 :小さじ1/4~
・しょう油 :小さじ1/2
・卵 :1個
・サラダ油 :適量
・削りかつお :適量
[調理方法]
①ゴーヤを縦半分に切り、スプーンで中の綿と種をくりぬきます。
②ゴーヤは薄くスライスし、ショウガは千切りにします。
③フライパンに油を熱し、島豆腐をひと口大にちぎり入れ焼きます。中~強火で2~3分焼きます。
④両面にこんがりと焼き色がついたら一旦取り出します。
⑤同じフライパンに油を加え熱します。ショウガと豚肉をほぐしながら加え炒めます。豚肉の色が変わってきたら塩、コショウ、酒を加え炒めます。
⑥続いてゴーヤも加え一緒に炒めます。1~2分程度炒め、もやしも加えさっと炒めます。
⑦豆腐を戻し入れ、ここで塩を加え、味を調えます。
⑧卵割り入れさっと炒め、しょうゆを鍋肌から回しかけ、さっと炒め、火を消します。
⑨器に盛り付け、仕上げに削りかつおを散らします。
[ワンポイントアドバイス]
豚肉の代わりにスパムを加えるとより沖縄らしいゴーヤチャンプルーに仕上がりますよ♪
【こだわりの食材でゴーヤチャンプルを作ってみませんか?】
料理家。大学卒業後、航空会社勤務を経て、本格的に食の世界へ。自宅にて料理教室「ごぼう茶.com」を主宰。フードコーディネーターとして、大手企業のメニュー開発やフードスタイリング、レシピ提供など食に関するあらゆる分野にて活動中。