ほうれん草の仲間「ビーツ」

カブのような見た目なので、カブと同じ「アブラナ科」だと思われがちなビーツですが、実はほうれん草と同じ「ヒユ科」の野菜。葉をよく見てみるとほうれん草に似ています。

 

旬は年に2回あり、春播きの6月~7月頃と、秋播きの11月~12月頃。地中海沿岸が原産で、他に「ビート」や「テーブルビート」、「火焔菜(かえんさい)」などとも呼ばれます。通称「食べる輸血」と評されるほど鉄分や葉酸が多く、「スーパーフード」としても関心が高まっている野菜です。

 

濃い赤紫色のタイプが一般的ですが、他にも様々な色があるので、いくつかご紹介します。

 

ビーツといえばこの色!濃赤紫色タイプ

 

このタイプには、「デトロイトダークレッド」「ソーレ」などがあります。ロシア料理のボルシチにもこの色のタイプを使うことが多いです。

 

生で食べることもできますが、ビーツ特有の土の香りが強いため、敬遠されがち。しかし、じっくり加熱すると土の香りが薄れ、甘味を感じることができます。

 

年輪が特徴的な生食向きの渦巻きタイプ

 

このタイプには「ゴルゴ」「キオッジャ」「チオギア」などがあります。肉質が柔らかいため、生食に向いています。加熱すると退色しやすいので、年輪模様を楽しむのなら、生のままサラダやピクルスにするのが良いでしょう。

 

表皮はオレンジ!渦巻き模様の黄色タイプ

 

このタイプには「ゴールデン」「ルナ」などがあります。皮はオレンジ色をしていますが、中は黄色で年輪がくっきり。濃赤紫色タイプと比べると土の香りは弱いので、サラダの彩りとして生食もオススメです。

 

見た目はカブそっくり!白色タイプ

 

このタイプには「アヴァランチ」「アルビノ」があります。皮も中も白いため、一見カブと間違えてしまいそうですね。こちらも土の香りは少なく、食べやすいタイプです。赤い色素が染み出ることもないので、洋服などを汚す心配はありません。

 

ビーツの選び方と保存

葉が付いたままで売られているものはが青々と瑞々しいものを選んでください。根の部分はずっしりと重く、硬さがあるものが良いでしょう。丸形で皮の表面に凹凸がないものがオススメです。

 

保存する場合、葉付きのものはすぐに切り離すようにしてください。根は新聞紙に包んで袋に入れ、野菜室で保存します。また、葉も食べることができるので、袋に入れて立てて野菜室に入れましょう。

 

ビーツの葉

店頭では取り除かれていることが多いビーツの葉ですが、ほうれん草と同じように食べることができます。若いものはベビーリーフに入っていることもあり、サラダやおひたしなどにピッタリ。成長したものは繊維が多くて硬いので、胡麻和えやナムルにする場合も長めに加熱した方が食べやすくなります。

 

そのままサッと下茹でしてバターソテーやお味噌汁にも使えますので、参考にしてみてくださいね。

 

ビーツの下ごしらえ

ビーツは生でもいただくことができますが、加熱をしておくと用途が広がります。そこで今回は2つの加熱方法をご紹介します。

 

鍋で茹でる

ビーツをよく洗い、皮をむかずに鍋に入れ、かぶるくらいの水と発色をよくするために少量の酢を入れます。

 

そのまま火をつけ沸騰したら弱火にし、差し水をしながら40分~1時間じっくりと茹でます。その後鍋に入れたまま時間をおき、冷めたら取り出して、皮をむきます。

 

あの硬くてゴツゴツした皮がまるでトマトの皮のようにつるりとむける様は、クセになってしまうかもしれません。

 

オーブンで焼く

ビーツをよく洗い、皮をむかずにホイルに包んで、180度のオーブンで40分程度焼き、冷めたら皮をむきます。こちらも茹でた場合と同じように簡単にむくことができます。

 

加熱したビーツはサラダやピクルスなどに使えます。

 

渦巻きタイプのビーツと一緒にお皿に盛れば、いつものサラダが少し華やかになります。

 

また、以前ご紹介した【赤いおかずでお弁当のアクセントに】じゃがいも+ビーツで「マゼンタポテサラ」もすぐにできます。

 

下ごしらえしたものはそのまま冷凍することも可能で、スープやスムージーには凍ったまま使うことができます。

 

どちらの方法も少し時間はかかりますが、ビーツの甘味を存分に引き出すことができます。便利な水煮缶などもありますが、旬の時期にはフレッシュなものを使ってみてはいかがでしょう。

 

まとめ

世界中で愛されているビーツですが、日本での知名度はまだ低め。今回の記事を読んでビーツを少しでも身近に感じ、使ってみたいと思っていただけたら幸いです。

 

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参考

 

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