管理栄養士で節約美容料理研究家の金子あきこです。私は幸い体調がどんなに悪くても食欲だけはあるので、割と復活は早いです。体調を崩して何も食べることができなくなってしまうと回復に時間がかかってしまうので、食べられるものを極力食べるもの一つです。

 

我が息子が幼いとき、兄は熱を出すと食欲がなくなるタイプ、次男は熱があっても食べているタイプでした。回復は次男の方が明らかに早く、長男は脱水症状になり最悪入院することもありました。子供の場合はさらにわかりやすいですね。

 

もちろん食べることができない人が無理に食べさせることは逆効果な場合もあります。大人も子供も、体調不良の時にこれだけは押さえておいた方がよいという食べ物をご紹介します。

 

まず、離乳食を思い出そう!

体調の悪い時は、できる限り胃腸の負担にかからない消化の良い食べ物がおすすめです。どんなものが消化に良いのかというと、赤ちゃんの食べる離乳食を思い出してください。赤ちゃんは歯が生えそろっていなかったり、胃腸が未熟な為、消化の良いものから月齢に合わせて食べ物をステップアップしていきます。

 

離乳食初期や中期はお肉や油ものは食べませんよね。これは消化に良くないからです。体調の悪い時は脂身の多いお肉類や揚げ物は避けるようにしてください。無理に食べることで胃もたれの原因にもなります。

 

全く食べられないときは、経口補水液。

体調によっては全く食べられないときもありますよね。そのような時は塩分と糖分が適度に入っている経口補水液(OS-1など)をこまめに飲むようにしましょう。発熱や下痢や嘔吐時の脱水を予防できます。

 

市販のものがない場合は自宅でも簡単に作ることができます。水500mlに塩1.5g砂糖20gを合わせると完成します。家族が突然の高熱、下痢、嘔吐になり家に経口補水液がなくても、作ることができたら安心ですよね。

 

お子様やご高齢の方は脱水を起こしやすいです。我が子も胃腸炎の時、水分を取ってくれず唇がカサカサになり病院へ連れて行ったら脱水症状で即入院ということもありました。飲食ができなくなったお子様やご高齢の方は特に早めに医療機関にかかるようにしましょう。脱水になると体がだるくなったりめまいや立ちくらみが起こることもあります。大人でも転倒し怪我をする危険性もあります。食欲がなかったとしても水分は意識してしっかり飲むようにしましょう。

 

回復してきたらお粥を!

食欲が少しずつ戻り始めたら、まずはお粥からはじめましょう。食べた物をしっかり消化吸収するためにはお米は凄く良い食べ物で、中医学では胃腸の働きを整える食べ物とされています。お粥はお米を柔らかく煮たものなので消化も良く胃腸の働きを整えてくれるのです。胃腸が元気に働けば食事が美味しく食べられ、体全体に栄養素がいきわたれば、早く回復ができることというわけです。

 

また、お粥のおともにお味噌汁や梅干しなど合わせ、適度な塩分も摂ることも大切です。

 

すぐに脂っこいものや肉類、刺激物、食物繊維の多いものを食べると胃がムカムカする可能性もあるので消化の良いものから始め少しづつ食品を増やしていくといいですね。ですので、たんぱく質は豆腐などの大豆製品や白身魚やささみ、卵から取るようにしてください。またクタクタに煮たうどんなども消化が良いのが特徴です。よく噛んで食べてください。

 

野菜類も繊維の多い野菜は消化が良くありません。人参やほうれん草、白菜、南瓜、じゃが芋、りんごなどは消化が良いのでおすすめです。

 

参考文献

栄養学の基本がまるごとわかる事典(東西社)

東京都保健福祉局HP

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/tamafuchu/kouhou/tabemono/h26_8_1.html

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