おうち時間が増え、自炊する機会も増えましたよね。食べチョクライターの布施家では、特に夫が料理に目覚め、キッチンに長時間立ってあれこれ料理をしています。

 

一方私は、料理はなんとなくできるものの、あまり好きでなく…。できることなら、手間をかけずに美味しいものを食べたいズボラタイプです。

 

今回は、そんな我々夫婦が食べチョク主催のZoom料理教室に参加してみたレポートをお届けします。「家で魚をさばくなんて面倒」と切り身購入の一択だった筆者の価値観が変わった、とても楽しい体験となりました。

 

Zoom料理教室に参加しようと思った訳

 

今回、「食べチョクでZoom料理教室が開催される」と編集部に聞き、早速ページをチェック。

 

筆者は、熊本県 天草市で魚の養殖業を営む「ふく成」さんの、「みんなで鯛を捌くったい‼一緒に楽しくお魚料理作り♪」というオンラインイベントに参加することに。

 

昨年、夫が食べチョクで鯛を1匹購入。YouTubeを見ながら捌いたのですが、細部の捌き方に疑問が残っているとのことで、このイベントに参加することにしました。

 

筆者が魚を捌くのは、中学の調理実習のあじ以来。ほぼ初心者ですが、お魚大好きなので、おいしいお刺身のためにチャレンジしてみようと思いました。

 

熊本のふく成さんから直送、真鯛が到着!

 

今回のZoom料理教室は、ふく成さんが育てた真鯛が事前に届くスタイルです。「クール便で熊本から真鯛が届く」というだけでなんだかテンションがあがりました。

 

発泡スチロールをあけると、ででーんと真鯛がお目見え

 

今回は、魚を捌くのが初めての人も安全に調理できるよう、予め頭や内蔵、うろこなどを取り除いた状態で、真空パックされた鯛が届きました。

 

真鯛は、約1kg相当でとっても大きいんです。頭を落とした状態でも、私の両手を並べたよりビッグサイズ!

 

自然豊かな山々に囲まれた天草の離島で、餌にこだわり、その道60年のプロが育てた真鯛と聞いてはいましたが、そのお魚の自然な紅色の美しさにうっとりしました。

 

真鯛と一緒に、お手紙や様々な調理方法をプリントした紙も同梱されていました。

 

食べチョクで商品を頼むと、農家さんや漁師さんのこういう心遣いも一緒に届くので、いつも食べる前から心があたたまります。

 

いよいよ本番、Zoom料理教室スタート!

 

日曜日の16時、楽しみにしていた料理教室が始まりました。約2時間の開催予定だったので、料理教室が終わるとちょうど夕飯時、といううれしい時間設定です。

 

まな板に鯛を出して包丁を準備し、Zoomに入ると、ふく成と食べチョクのスタッフの方、そして10名以上の参加者さんが!

 

ふく成の平尾さん姉妹、広報などを担当されるあきさんと、調理を担当されてるきこさんが本日の先生です。

 

 

Zoom料理教室の司会進行をする食べチョクスタッフさんの挨拶の後、ふく成のおふたりの自己紹介、そして参加者の簡単な自己紹介タイムがありました。(画面ON、おしゃべりOKな参加者のみ)

 

東京、神奈川、静岡、名古屋、と全国各地から、ご夫婦で、お子さんと、おひとりで…様々なメンバーが集まるのは、オンラインイベントならでは。

 

我が家と同じく「自粛期間中、ご主人が料理に目覚めてマイ包丁を購入したので参加した」というご夫婦や「息子に魚を捌く体験をしてほしくて」と参加されたお父さんと息子さんもいらしたりして、とても素敵だと思いました

 

Zoomでも伝わる! プロ直伝、真鯛の捌き方

 

届いた真鯛は下処理がされているので、すぐに調理が開始できます。早速、きこさんに画面越しにお手本を見せていただきながら、実際に真鯛を捌き始めました。

 

夫はふく成さんの解説や捌く様子をみながら、自分で前回捌いた時との違いや正解だった手順を確認し「真鯛捌きの答え合わせ」の感覚で楽しそうに作業していました。

 

 

Zoomの映像のスクリーンショットはこんな感じ。調理する手元を鮮明にうつしてくれているので、どこから包丁をいれるか、どんなリズムで魚を捌いていくかを確認することができました。

 

ちなみに、きこさんがこの日使っているのは100円均一で購入した包丁なんだそう。参加者に寄り添った心遣いで、自分でも慣れればきれいにさばけるかもとイメージがわきました

 

それにしても、きこさんの魚捌きの手際が美しすぎて、プロの仕事をリアルに間近で見られるのも新鮮な体験です。

 

 

真鯛が2枚に捌けました。途中、夫と交代して私も包丁を握ったのですが、いつもの切り身を使うサイズにカットする作業とは違い、骨に沿っておろす作業は大変

 

おろしながら、包丁研いだ方がいいな…なんて、いつも思わないことを思ったほど、想像通りに捌くのは難しかったです。

 

 

全員が真鯛を2枚におろせたところで、切り身を持って記念撮影!こういう絵面は、Zoomお料理教室らしくて気分が盛り上がります。

 

オンラインですが、リアルタイムでつながっているので、わからない部分をふく成さんに都度教えてもらい、みなさん上手に2枚おろしが完成していました

 

 

さらに、3枚におろして骨と身を切り離したら、身から腹骨を除いていきます

 

腹骨を削ぎ落とすように除くのが難しかったのですが、ふく成のきこさんが何度もカットする様子を見せてくれたので、戸惑いながらも無事作業することができました

 

YouTubeを見れば、魚のおろしかた動画はたくさんありますが、実際にプロとコミュニケーションしながら細かく質問できるのは、オンライン料理教室ならではの魅力です。

 

 

そして、骨を除いた切り身が完成したら、お刺身用に皮を剥いでいきます。これが、今回の一連の作業で一番難しかった…!

 

何度もふく成さんの作業する手元を拝見するも、我が家で完成したのはこちら…。

 

 

上が筆者、下が夫が皮をはぎました。プロでも上手に仕上げられるようになるまで時間のかかるとのことですが、本当に難しかった〜

 

でも、魚の皮をはぐのはこんなにテクニックが必要なんだ!と体感することで、いつも食べるきれいなお刺身に仕上げてくれる、魚屋さんや料理人さんへの感謝の気持ちがわいてきました。

 

まな板に乗り切れないサイズだった魚も、ほぼ初心者のふたりが捌くと、なんだか小さくなってしまいました…(笑)が、それも含めてとても楽しい体験です。

 

 

お刺身状にカットし並べると、なんとなく見栄えした気がして大満足

 

わさびを添えれば、今夜のごちそうの完成です。

 

 

こちらは、少しだけ切り方を変えて、カルパッチョに仕上げました。

 

お店のカルパッチョにはちょっと遠いけれど、ここまで約2時間かけて、捌いた魚を盛りつけるとものすごい達成感があります。

 

 

そして、今日一緒に魚を捌いたみなさんと、Zoom越しに乾杯しながら試食タイム。

 

ぷりぷりのお刺身は、めちゃめちゃおいしくて感動!自分で調理したという思い入れもあるし、この2時間共に魚を捌いたみなさんと一緒に食べるのも新鮮です。

 

試食タイムにはクイズもあり、参加者を最後まで楽しませてくれる食べチョク&ふく成さんのホスピタリティも最高でした。

 

 

私がクイズを楽しんでいる間、夫が真鯛の湯引きを作ってくれたのですが、これまたほっぺが落ちるようなおいしさでした。

 

ふく成さんの新鮮でおいしい真鯛のおいしさの、虜になった我が家です。

 

真鯛を生産した方と、こうしてコミュニケーションをして、食材への思いやエピソードを伺うと食べる楽しさもおいしさも増し、生産者さんのファンになってしまいます。

 

まとめ

 

何となくの興味で参加した料理教室でしたが、夫婦で楽しめ、夕飯においしい魚も食べられ、充実した休日を過ごすことができました。

 

生産者さんと直接話す機会も貴重なので、そのあたたかいお人柄に直接ふれられるのも、食べチョク主催のオンラインイベントの魅力だと思いました。

 

また、イベントが終わるとそこは家なので、移動時間がなく直ぐに日常にもどれるのも良かった点です。しかも、今回のZoom料理教室は届いた魚を調理するだけなので、イベント用の買物がなかったのも良かった!

 

まな板、包丁、お刺身用の醤油、カルパッチョ用のオリーブオイルと塩、と全てお家にあるものなのでサクッと参加することができました。

 

お取り寄せでおいしいお料理を注文するのも魅力的ですが、変化球として、美味しい食材を自分で料理するオンライン料理教室は本当におすすめです。

 

また、将来子どもができたら、様々な生産者さんとふれあいながら調理を学ぶ食育の体験としても利用してみたいと思いました。

 

生産者さんと直接つながる『食べチョク』

 

食べチョクは、生産者さん本人とメッセージのやりとりをしながら食材をお取り寄せできる通販サイト。

 

今回のイベント講師「ふく成」さんはもちろん、他にも様々な生産者さんからおいしい食べ方や調理のコツを直接お聞きして、食材を楽しむことができます。

 

気になったあなたはぜひサイトをのぞいてみて下さいね。

 

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